他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

波間のちらつき

人にもらったリアルゴールドの小瓶を数呷りで飲み干すと、舌にビリビリくる感覚があって、ラベルに書いてあるアルギニンがこれの正体なのではないかとエナジードリンク的な飲料を飲むといつも思う。でもレッドブルもモンエナも飲んだ事がないので、ゆるめで薄めのそれらしいものしか知らないから、もしかするともっと他に身体にエナジーを訴えかけてくるような物質があるのやもしれぬ。飲み干した直後に少し眠ってしまったから、あれくらいではまだまだ甘い、という事なのだろう。昼飯に入った中華料理屋がすごかった。昨日も中華料理屋で弁当買って帰ったし、中華好きだな? 鶏肉の辛子炒め、みたいなやつを頼んだ。昨日の弁当にも死ぬほど鶏肉入ってたし、なんならさっき晩飯で鶏モモ肉精肉一枚食べたな? さては鶏肉大好きだな? ほんのり唐辛子でスパイシーに仕上がった鶏肉の炒め物、程度を想像していたら、ポップコーン粒くらいの揚げた鶏肉が思わず笑ってしまうほどの唐辛子の山に埋もれている罰ゲームみたいな見た目の皿が来て笑ってしまった。そうか〜、そうくるか〜、と。他の同行者もビシッと効いた唐辛子や山椒の量に圧倒され、いくら今日が並みに外れて少しく暑かったとは言え、ハンカチで拭わなければならないほど発汗していたところを見ると、公道脇にあるヘンテコな立地でナメてかかったが、値段や質はそれほどお高くないにしても本物を出してきているのだなと分かった。店員がバリバリ中国人だったしね、そりゃあそうね。唐辛子を現物ママでそのまま食べてみても、食事が一時中断されるほどきついものではなかったので、あれも大陸系の唐辛子なんじゃないかしら。鶏肉を食べ終わっても手づかみ3回分くらいの唐辛子がわらわらと皿に残っており、消費のふんだんさにオーセンティックを感じましたね。そこまで辛さでギリギリまで追い詰めておいて、壁にタピオカミルクティーのメニュー表がかかってるところなんか、商売上手過ぎて額を掌底で打ちましたね。あ、今飲みてえなって思ったしね。頼むと高くついちゃうんだけど、でもこの胸の中に巣食う感情を洗い流せるのは、確かにこれだけだと。あっちの“ワールド”に引き込まれちゃった感ありました。次は別のメニューを頼んでみようかな。薬局に寄ったら、今まで人生ずっと「そんなもんあるわけないやろ〜」と存在を疑ぐり倒していた綿手袋がレジ近くにかけてあって、「えっ!? 本当に実在するの??? え〜〜〜嬉し〜〜〜」ってなってつい買って来ました。左手人差し指のツンドラ地帯みたいなぐずぐずの手荒れが一切治る素振りを見せないので。今日から寝る時には綿手袋着けて寝るから。手荒れなんかちょちょいのちょいですよ。治ってくれ〜。