「君が猿に似ているのではなくて猿が君に似ているのだ」?
今日読んでいた英文法書で要領を得ない例文を見つけたので思わず写真を撮りました。
これは『総解英文法』(高梨健吉著・美誠社・1970年初版)という本で、あらかた文法を勉強してしまった後に読み直すと体系的に頭の中が整理されるすごくいい本です。
1400円+税と、参考書としてお手軽な値段なのもいいところ。それなのに700ページ近くあります。これを隈なく勉強すれば、アイビーリーグもちょろいそうです。確かに、時々こんなん受験英語で出ねーよみたいなマニアックなポイントが扱われていますしね。
久しぶりに文法でも見直すかと紐解いてみたところ、たいへん良書でした。
ただ、初版以降活字印刷から一切のレイアウトが変わっておらず、図解等現代のぬるーくやさしーいシステムが皆無です。文字文字文字の海で己を見失わない自信があるならば、英語を発展的に勉強するときには座右に置いておいて間違いなく損はしないと断言しましょう。
大学後期課程、どころか博士課程までいっても普通に便利に使えます。
高校の同級生に教えてもらった本なのですが、数年越しで役に立つとはね……。
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久しぶりに普通の文章を書いたらどっと疲れたが、私は創作意欲はあるくせに一次生産が苦手だ。その代わり、何か題材があったり他人のつくったものを編集したりといった場面では馬車馬のように活躍する。編集者とか向いているのかもしれない。
毎日がモノトーンに過ぎていくので気が付かなかったのだけれど、もう3か月もの間、誰とも中身のある会話をしていなかった。
友達いないもんな。
スマホも持つだけ持っているけれど、通信料が従量課金制なのに誰からも連絡が来ないから電波を垂れ流すのが勿体ないという理由で、常に電波を切ってオフラインにしている。平たいストップウォッチ兼カメラになりはてているが、目覚ましは愛用のガラケーを使っているしカメラは別にLUMIXを持っているから意味がない。
そのくせ充電が減るのは馬鹿に早い。燃費が悪すぎる。
電池持ちがよくて(本当に誰からも連絡が来ないから2週間くらい平気で電池が持っている)物理キーがあるからガラケーが好きだ。堅牢だし。無口な友達という感じがして、もう同じ機体を7年くらい使っている。丈夫だ。
富士見ファンタジア文庫の12月の新刊案内を見て呆れてしまった。
『デート・ア・ライブ』のレイアウトを流用したデザインが3つも本家と同時に出るのだ。モリサワゴシックに頼りすぎだ。デザインやる気出せよ。
ライトノベルはヒット作の表紙デザインが横流しされることがままあるのだけれど、消費者のことを舐めているんじゃないかと思う。それとも、こちら側が甘受しすぎなのだろうか。
僕が出掛けるのが滅茶苦茶嫌いなので、異世界転生なる流行りは理解できない。
エロ漫画も日常に根差したものが好きだもの。
ただ、単調な毎日を送って楽しいかと言われれば別に楽しくない。
打開策を知らない。
勉強しかしてこなかったから。
頭でっかちってこういうことを言うのかな。
メールボックスにダイレクトメールしか入っていない。
余談だが、英語でダイレクトメールは junk mail という。日本語に騙されていた。