他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

「紙面に直接ぶっかけると異常に興奮する」と先輩が申しておりました。

おはようございます。

不動産屋から書類が来ましたが、書類というものが嫌いなので、印刷して目の前に置くと溜め息が出ます。ふい~。「全世界共通超グローバルフォーマット」を誰か開発してほしい。もしそんな人がいれば、特許とって一生遊んで暮らせばいいよ。人類のために、それに値するほどの事績を成し遂げていると思うよ。大体同じ雰囲気なのに、細かいところでちょっとずつ違って、そんなところでダイバーシティを見せつけてこなくていいんだよコンチクチョウと思ってしまう。超便利フォーマットが出来れば、皆記入するべき欄の事項を彫ったスタンプとか持つようになると思うから。今まで以上に印鑑情報が大事になっちゃうと思う。全ての印字がどこかしらの部分で枠に接してるとか、実印っぽくもできるぞ。でもそのスタンプ、よく考えるとA4サイズとかB4サイズとか持ち運びに恐ろしく不便なわけで、流行らないかな。肉筆が要求されるのは記入(捺印?)日時と直筆署名欄くらいになるだろう。どうも、今に比べて書類記入が格段に楽になるわけではないらしい。こうなったら、書類が滅びるしかない。しかしペーパーレス時代が到来してしまうと、書店で新刊を手に取った時の得も言われぬ胸中に湧き上がる喜び、カバー下の隠れコンテンツを覗く時の楽しみ、部屋を満たすページをめくる音の趣きなど、俺が育った情操のほとんどが吹き飛んでしまう。人類果てるまで紙よ共に残るべし、などとエゴい事は言わないが、せめて俺が死ぬまで、木の死体と触れ合わせてほしいと思うのだ。そんなことを言いながら、古本屋を回るのは嫌いである。なぜって、古い本を手に取ると手が痒くなるからだ。アレルギーか何かで。茶色く灼けた本など地獄、めちゃくちゃに痒い。あの茶色さは汗皮脂などを養分に育った微生物の色だったはずだが、きっとそのせいなのだ。思い出したら痒くなってきた。

 

1月ぶりくらいに人の話を聞いて、何か言おうと思って咽喉を使役した所、「(がほっ)」という謎の音が出た。有気擦過音。呼吸が苦しいな~と思ったら、何のことはない、使われずに閉じ切った咽喉が機能していないだけだった。元々が聞き取りづらい地声であるのに、低く掠れてしまっては目も当てられない。言いたい単語は伝わったようだったが、おそらくそれに含まれていた「る」の音だけを聞き取って、聞き取れて是としたのだろう。ひでぇ声だった。

 

帰りに公園をのろのろ歩くと、太陽に透けた緑の葉っぱが綺麗だった。カイソウ・グリーンなんて名前を付けたが、お前はそれよりよっぽど綺麗だ。

眩しくて 見えない 見られない まともに

では。