他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

少しは余して余地をくれ

ポテトサラダがすごく食べたい。マヨネーズ控えめのお上品〜なやつじゃなくて、調味料ベタベタのやつが。私の心の中で、ポテトサラダが占める面積はそう多くない。山手線車両の中にポツンと置いたMONO消しゴムくらいである。余談だが、MONO消しゴムはブランドが周知されている割にそこまで消しやすい訳でも消字能力に優れている訳でもないので微妙な気持ちになる。ついでに、MONOのデザインが印刷されてお尻にMONO消しゴムがついたシャーペンもある。そこまで書きやすい訳ではない。この気持ちをどうすればいいんだろうか。消しゴムはレーダーが一番だ。レーダーだぞ。これだけは忘れちゃいけない。ポテトサラダが食べたい原因は、おそらく昼間に店で聴いたラジオだろう。イモ料理の特集をしていて、確かその中にポテトサラダが出てきたのだ。レシピもなーんも聴いてないし、ただポテトサラダの話をしていたという事実だけが頭の中に石ころみたいに残っている。里芋のポテトサラダとか言ってたかな。そういうのはいいので、じゃがいもガシガシに潰して、コショウとマヨネーズと塩でアホみたいな味がするポテトサラダが食べたい。最近輪郭を持ちつつある実感として、俺は食事を物量による憂さ晴らしと捉えているところがある。モンハン的に言うと喉と胃の部位破壊だと。まだ部位破壊って言うのかしら。いつだかの、生ニンニク馬鹿ほど食って舌が焼けさらばえて若干日味覚がオサラバしたのは正直いい思い出だと振り返る事ができる。現代で味覚を不意に失うってそうそうできる事じゃない(やる事でもない)。健全じゃないね。ものをいっぱい食べるとなると、味を味として認識して楽しめるのが初めの5分間くらいなので、それ以降は物質とのバーサスファイトになる。あの5分間のために食事をしているはずなのだが、いつの間にか血で血は洗わないが肩をぶつけ合うくらいの事をしている錯覚に囚われてよく分からんくなる。初めの瞬間を遠ざけて美化したいのかな。好きな人を殺すアレと似てるじゃん? 途中でリングをすり替える事で、永遠に未着のまま取っておこうとしているのかね。我ながら……。獣道に迷い込んでるな。すごい眠いんだよな。寝ても眠いし起きると眠い。早く立ち直ってくれ。すぐ横に立ててあるラックの最上段に、タオルが放置されているのはまあ分かるとして、地層最下部にどういうわけかパンツが敷かれているのを発見した。なんでここに置いてあるのだろう。