他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

贅肉の取り回し

晴れたので洗濯物を干した。2時間くらい、洗濯機がプロセス完了のシグナルを寄越してから放置していた。忘れていた。何日洗濯物を回していなかったかは、パンツの枚数を見れば分かる。一般的な家庭においても、およその家族構成を把握していれば、パンツの総枚数を頭数で割る事で洗濯物のペースを看破する事ができる。さすがに4人以上ともなると、毎日回さなければ洗濯機の方がパンクしてしまうだろうが。今日は少し暖かかった。暖房をつけると不快な程度だったし、窓を開けて膝掛けを乗せてちょっと暑いかな、くらい。ようやっと、駆け込みで春が来たのかしらという感じ。ヤマザキ春のパン祭りには長年参加せず仕舞いのままずるずる来てしまっており、あの国民的行事のひとつに参画していないというのはまあ別に取り立てて言う事はないのだけれど、深層意識ではあるのだろうなと薄々勘付いていた、「ヤマザキ春のパン祭りにおける1点あたりのコスパが最もよいヤマザキ製パン商品番付」をこの前発見して、この世の懐の広さ、無意味を排斥しない無感情な寛容に天を仰ぎ涙を流したものである。各項目に付されていた寸評を見るに、どうやら長年のスパンで観測された確かな知識がバックグラウンドに感じられ、これは信用できると思ったものである。私は、その人が書いた文章を元に人物評価を下す癖があって、おそらく一生治らないのだが、祭りコスパの人は信用できる、と思う。そもそもコスパを気にしながら祭りを楽しめるのかしら、と不安にはなる。食料が減って、最寄りのスーパーまで行くのも面倒だったので、コンビニで飯を買った。珍しい。よほど疲れているか、心が変質しているかだと思われる。ハンバーグカレーチーズドリアと、わざわざコンビニで買わんでもええやろと思ったポークフランクを買った。意味のない事には、カップ麺のように湯を注ぎたくなる。ポークフランクは、思ったより美味かった。脂身がとぅるんと、親指の爪くらいのサイズのやつがこんにちわするような大ぶりの粗挽きで、業務スーパーで買ってくるような嫌味な化学調味料感は薄い。ついてきたケチャップ&マスタードが、小学校の給食でパンについてきたマーガリン&チョコのあのタイプで、少し懐かしくなった。カレードリアの方は、かなり微妙だった。まず容器の底が浅い。「んっ」ってなる。サフランライスがぱっさぱさで、非常備蓄用の水入れたら戻るピラフみたいな貧相な味がした。カレーとチーズとハンバーグは、基本的にどう調理しても不味くはならないので食えた。難しいな飯は。

 

 

 

 

 

コンビに食事

カップ麺容器、泡