蒸し暑かった。暑いというよりは蒸していた。蒸しパンの気持ちだ。蒸しパンを自分で作ったことがないから、蒸しパンがどれくらい蒸されているのか、ハウも知らない。あの湿気たような、ねちゃねちゃした食感はきらいではない。ラップで包んだだけの黒糖蒸しパンみたいなやつがあって、ほどほどにでかくて、まあまあ好きな味だった。机の上の本を積んだもろもろが崩壊して襲いかかってきたので、元通りに積んで知らなかったことにした。本当に暑い。午後にめちゃくちゃな通り雨があって、それで湿り気も出ているからだと思うが、過ごしづらい。夕方に意識が「がっくんっ」となった。昨夜は眠りたくてもほとんど寝入れず、気持ち悪かった。