他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

妬ける蹄

何かしらのイヤラシイ夢を見たはずなのだが、詳しい内容を忘れてしまった。

 

ここ2、3日でカミソリ負けを喫している。笑って済ませられない程度の敗北であり、口唇周りを動かすと引き攣った痛みが走り、皮膚に違和感がある。ついでに、毛を抜こうとして失敗し、誤って爪で皮膚を引き剥がしてしまった部分も傷になっていて痛い。あまりの違和感に、寝る前に手は勿論のこと、上唇の輪郭に沿ってニベアクリームを塗らないと痛痒くて眠れない。手も唇もニベア様様の日々だ。上半身はニベアの恩恵で出来上がっていると言っても過言ではないだろう。手荒れは全然完治する兆しが見えないのだけれども。いつになったら治るのだろう。梅雨の季節までには治っていてほしい。

 

朝、トイレに籠りながら思いついた事。

ボブとブーブーズというアニメがあったことを思い出した。おはスタで放映されていたのだったか。内容はさっぱり覚えていないが、ヘルメットを被った年齢不詳のずんぐりと乗り物のお話だったような気がする。

文字ると、『虚無と無ー無ーズ』(きょむとむーむーず)になるなあ、と思った。

それだけである。

 

 商品のパッケージを見ていて、虚を突かれた。

『DECIDED BEEF』って何?

腹括った牛の肉って何?

「いいか、牛、俺は今からお前を殺す。だけど、お前の死は決して無駄にはならない。お前の血肉は、お前の命は、誰かの血肉となり命となって、いつまでもどこまでも続いていくんだ。だから、いいな?」「御託はいらねえよ、一思いにやってくれ」「牛……。いいんだな?」「何回も言わせるなよ。出た反吐を反芻しちまう」

こんなやり取りを経て出荷された牛肉ってこと? そんなイケメンな牛、存在するの? 俺の知らない間に、世界に特殊な牛の品種が誕生していたの? 腹括った牛かっこよくない?

一人でワクワクしていたのだが、よく見ると『DICED BEEF』だった。サイコロステーキだった。

昔、加工牛肉のサイコロステーキで食あたりした経験があるので、途端に嫌な気持になった。俺が『DECIDED BEEF』に感じたロマンを、憧れを、返してくれ。

 

 ふと疑問に思う。

「鍋焼きうどん」と「すき焼き」について。

どの辺を焼いてるの? どこも焼いてなくない? 鍋が火にかかっているだけであって、どこも焼けてねーですよコンチクショー。

疑問を抱いた事は事実だが、恐らくそうだろうなという推測も同時に心の中に浮かんできたので、『新漢語林』で確かめた。

やはり、「焼」という字には、「火で炙る、熱くなる」という意味があるようだ。

鍋焼きで、すき焼きだった。

……。

すき焼きの「すき」って何なんだろう?

では。