日傘を差したが、この寸足らずな感じ、もうちょっと食べたら一番気持ちいいところなんだけどな、という感じは、多分去年も同じことを言っているはずだが、ダメージを軽減はしているがダメージをなくしているわけではない、そこに起因する。暑い、環境的に不快であるというのからある程度は差っ引いてもゼロにはならない引き算。風呂に入る時、服を脱ぐと汗がずるっと引っかかって、ああ季節が変わったんだな、このやろうと思う。今夜は、じっとしているし窓も開けているし調整はしているのに、常時じんわりとした暑さに包まれている。エアコンのリモコンに入れる電池を早く買ってきた方がいいだろう。そのうち耐え忍んでいるだけではどうしようもない夜が続くに違いない。読む本がなくなったので、また買いに行かないと耐えられない。結局私も、中毒性のある嗜好品に浸かっているのと変わらない。