他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

【増補】キルドヤにコミットしたレポート4 図鑑を精査する編

【編註】

別ウィンドウで実際に図鑑の画面を見ながら読んだ方が分かりやすいと思います。

 

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三日前、一昨日、昨日の話の続き。

経緯についてはこれ↓

mezounagi.hatenablog.com

 

ティザーサイト↓

意識高い系ワード擬人化RPG「キルドヤ」 - DMM GAMES R18

 

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3日間は書くことがあって楽だったぞ。今日からまた頑張って1000文字書かなきゃいけないぞ。だってあと書くべきことはガチャに一喜一憂(憂ばっかだけど)くらいしかないもの。そんな話はいくらでも転がっているから、わざわざ量産品を量産することもないでしょう。

インターンシップが終わってOJTに移ったとも言えるのかもしれない。

そうだ、まだ言う事あったわ。

『図鑑』っていう、データ媒体のキャラ・アイテム全集があるんですけど。全然耳覚えのないワードを勉強するのにも役に立つんですが(使う場面は来ないと思うし使わない)、キャラ紹介の文面の中に意識高い系ワード以外のパロディが組み込まれている事を発見したのです。

だから何だとか言わないでください。

例えば『エンカレッジ』(英:encourage。正しい発音では頭のeは『イ』と転写されるべき。意識は高いのに英語はできないのかい?)。こやつのキャラ紹介の中には、「ぱんつじゃないから恥ずかしくないもん」と「頑張れ頑張れ♪」の2つが現れる。オンラインエロゲという文脈に登場させるにはふさわしい題材である。散々コスられ倒すには、まず膾炙しなければならないものな。

膾炙させようとして燃える哀しき事象については『SNS』の項にある。こういうベタなところを押さえるのも肝要である。『アクティビティ』も参照のこと。もっとも、私はアクティビティと言われても『世界の果てまでイッテQ』のアクティビティしか思い浮かばない。一昔前のエクストリームスポーツがマイルドな形に落ち着いたということでいいのだろうか。

また、『アンガーコントロール(アンコン)』を見てみると、最後に「キレてないですよ?」と往年の小力が顔を見せ、持っているボロいウサギの縫いぐるみは『クレヨンしんちゃん』のネネちゃんが怒りを覚えた時に殴打しぶん回す例の縫いぐるみを彷彿とさせる。錨を持っているのは「アンカー」と「アンガー」の地口落ちなんだろう(同じく驚異の胸囲についての地口落ちは『ペダンチック』を見よ)。ちなみに胸元の「冷静」の文字のフォントはプリティー桃である。

ロングテール』では密林(或いは尼)をチクリとやっている。周知の事実なので怒られない、はず。Appleを念頭に置いているのが『シンク・シンプル』である。簡素な流し台でないのは誰でも分かるけれど、敢えて入れることで面白い。面白いのだ。

ジャッジメント』の「ジャッジメントとは」との定義でジャッジメント自身に語らせているのは、キャラの性格を反映したメタギャグだろう。これに似たボケは『リスペクト』の語義説明にも見られる。只今流行りのラップ文脈も入っているが、筆者的にもリスペクトは意識高い系よりラッパーのイメージがある。同様に、(一部人種が)デザイン面でつい突っ込みたくなるポイントを予めリスクヘッジしてあるのが『ヒアリング』の項だ。イラストを描く時にヘッドホンは画面に物量が出るから便利、と聞いた(heard)ことがある。

コンシェルジュ』の説明を読んでいると、ラーメンズ『CLASSIC』の「1313」「ダメ人間」を思い出す。類型化がいいことかどうかは分からないけれど。

マッチポンプ』が一番すごいかもしれない。「男性的特徴も体に有する」らしい。両性具有、ざっくり言えばふたなりらしい。確かによぉーく見るとスカートの「それ」に当たる部分がもっこりしている(ように見える)。ふたなりマッチポンプ。深くは言うまい。

全部ひっくり返すのとキリがないのでこれくらいにするが、キャラ説明として総合的に一番よくまとまっているのが『レイヤー』だろう。

 

ゲーム本体だけではなくて、人目に殆ど触れない可能性が高い枝葉末節にまで力を入れる制作陣には頭が下がる。よく隅から隅までパロディを浸透させられるものだ。脱帽する。マジリスペクトっす。

 

(最後に、これは結構深刻だと思うが、『バッファ』のキャライベント「締め切り前の女神様」に付けられた文字縁がラウンド処理等されずデフォルトのまま放置されてしまっているため、恐ろしくバリがはみ出している。商業ゲームでこれはちょっとヤバいので、早々に改善が望まれる)

 

【02/02/2018 追記】

側近が2体追加されたので、まずはその話から。

アグリーについてはあんまり触れるところがないが、一つ取り上げなければならないポイントは「開発者の年齢が一番現れているキャラクターである」ということだ。

メインストーリーのシナリオを読めば分かることだが、アグリーというキャラはとにもかくにも大体「アグリーです!」と応答している。キャラ説明によれば、何にも考えずにとりあえず肯定しているらしいので、アホの子属性と言える。

さて。

「アグリーが小脇に抱えているクッション」が何なのか、分かるだろうか。

ある年齢層を境に、グッと正答率が下がると思う。

答えは「YES・NO枕」(持っているのはYESの方だけ)である。今晩の情事、どうなの? という意思疎通を枕で行える素敵な代物だが、もはや時代の産物と言うか、エロ同人誌では見たことがあるけれど、コンテンポラリーな小物とはお世辞にも言えず、制作者の年齢が許す表現なのかもしれない。ラブホには詳しくないのだが、まだ備え付けてあったりするのだろうか。

ともかくあらん限りのボケを突っ込むその姿勢には、アグリーです。

次はドラスティック。正直、アグリーアップデート以降のキャラ説明はあんまりボケがないので、ドラスティックもキャラ造形に関しての考察となる。

ドラスティックを特徴づけるアイテムと言えば、あのスプラッタなチェーンソーであろう。過激になり過ぎるのを避けるためか、メインストーリーではマウントをとってフルボッコにするシーンがあったが、基本的にはアレでガリガリ斬殴打するものと考えてよいだろう。

そのチェーンソーの持ち方を見てほしい。あるいは、2018年2月2日現在、ゲーム開始時に出るドラスティック登場告知バナーでもいい(こちらはギターらしき弦楽器っぽいものだが)。どのような持ち方をしているだろうか。

もう少し踏み込んだ質問をすれば、ドラスティックの利き手は一体どちらだと推測されるか? であろうか。

 答えは、「左利き」である。

左利きの私が言うのだから間違いない。左利きだと、チェーンソーを持つにしろ、ギターを構えるにしろ、おそらく右利きの諸兄は違和感を覚えるだろうが、ドラスティックのような持ち方になる。

この事実が何を意味するか? ほんの一瞬だけ、連想ゲームに付き合っていただこう。

 

左利き→左→左翼→過激派→ドラスティック

 

多分、キャラメイクの動機はこういう事だと思う。まだ入手してキャライベントを見ることができていないので何とも言えないが、手コキのシーンでもあれば一発で分かるはずだ。有志の連絡が俟たれる。(追記:改めてキャラCGを確認すると、どうも右利きらしい。それに、そういえば私はチェーンソーを実際に持ったことがなかったので再考すると、多分左利きなら逆に持つ。登場告知バナーでは、デザイン上の理由からか左右反転されていたのかもしれない。なので、ドラスティックの項に関しては忘れてください)

新しくセンチュリオンとして「アンビバレンス」が追加された。ここは私情を丸出しにするが、可愛い。1月末のDMMプラットホームのメンテナンス以降、ロード中に表示されるキャラクターカットの種類が格段に増えたが(逆になぜそれまであれほど少なかったのか気になるところではあるが)、図鑑画面で各キャラのカットを見ることができる。残念ながら★3のキャラは立ち絵に背景がついただけだが、★4以上になれば書下ろしの別CGが用意されている。アンビバレンスのカットは、魔王の脳味噌に「児ポ」の文字でも踊っていそうなものだった(実際は悪魔が怖いからだと思う)。ストーリー中で出てくる立ち絵ではいまいち分かりづらかったが、アンビバレンスは俗に言う「ロリ巨乳」である。アグリーやドラスティック、自分探し等の、いわば「ストレートロリ」に対して、ロリ巨乳というのは「フィクショナルロリ」、ほぼ想像の産物と言ってもよい属性である(現実にいないわけではない)。他に見受けられるロリ巨乳キャラの最たる例はコアコンピタンスであるが、なぜアンビバレンスにロリ巨乳という性格付けをしたのであろうか。

それは、アンビバレンスがアンビバレンスだからである。

トートロジーではない。アンビバレンスとは「二律背反」である。ここで上記の汎論を思い出してもらいたい。概して、「ロリ」と「巨乳」は相容れない、アンビバレンスの関係にある。このことが、アンビバレンスの表面的な白黒・天使と悪魔なる二項性に更なる意味づけを施している、と考えることもできる。読み込みすぎかもしれないが、実行に移すには十分な関連性だと思う。

そうそう、エンカレッジの個別シナリオは個人的にものすごく良かったので、持っている人は好感度爆上げでキャライベント解放してあげてください。エロシーンのクオリティは、必ずしもキャラ自体のレアリティに左右されるものではありません。例えば、★4の自分探しはキメセクです。イベントを解放するまで、何が潜んでいるのか分からないのです。

よいキルドヤライフを。

 

【24/02/2018 追記】

他にもいくつか見つけたのでくっつけときます。

チャネル:電波系のちょっと可哀そうな子なのはチャネルとオカルト用語の「チャネリング」の連想。

ステレオタイプ:数瞬連想ゲームをしてみたけど、確かに金髪ツインテールのキャラでパッと出てくるのは全部ツンデレだった。後ろに巨大なスピーカーが控えているのは「ステレオ」を音楽方面に読み替えたものだろうが、なんで猫がいるのか分からない。誰か分かったら教えて。キャラCGでは料理ベタなところが表現されているのだが、まな板の上のリンゴに水平に包丁が刺さっているのは料理が下手とかそういう次元ではない。同じく机の上に乗っている料理酒か何かのラベルに葡萄が描かれているのは、「決めつけ」からイソップ童話の狐と葡萄の話、「あの葡萄は酸っぱいに決まっているんだ」というオチにひっかけたものだと思う。ところで、スク水の胸部に氏名を書くのは構わないのだが(むしろステレオタイプだから外せないが)、どうして「すてれお」と右向きに書いたのだろう。左向きに「おれてす」じゃダメだったのだろうか。作者に何かしらのイデオロギーがあったのかもしれないし、なかったのかもしれない。

コンプライアンス:一見何もボケがないが、背景をよく見ると捕縛されたコンプライアンス違反者が2名いる。片方が忍者なのは、機密情報を盗み出すエージェントとしてよく知られているからいいとして、もう片方が何者なのか分かるだろうか。あれは、映画館で上映前に流れる「STOP! 映画泥棒」でキレッキレのダンスを踊り狂うカメラ男氏のパロディである。大幅にデザインが変えてあるが、カメラという大元は変わっていないので間違いない。

ミニマリスト:ちっちゃい。キャラ説明に特に面白みはないが、ちっちゃい。「つるぺたイカ腹」だ。見事なまでの「つるぺたイカ腹」だ。事あるごとに思うのだが、絶対キルドヤの開発陣には相当な「分かってる」ロリコンが少なくとも一名はいる。絶対いる。フラットしかり、オーガニックしかり、ゼロちゃんしかり、パラシフしかり(体型が狙いに来ている)、アンビバレンスしかり、ロリコンの私にビシビシ来るキャラが多いのは、そのせいだと思うのだ。その人と一度膝を突き合わせてみたいものである。