他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

パンツぱっつんぱっつんってプハー(笑)

今日突然実感したのだが、私はそういえばAmazonプライム会員である。知らない間に口座から会費が引き落とされていたから間違いない。正真正銘プレミアムなメンバーのワンオブゼムである。が、しかし、特典は翌日発送くらいしか使ったことがなかった。それ以外に、私のライフスタイル(!)的に望ましいものが見当たらなかったからである。とはいえ、なんとなく啓示を受けたので、会費が落ちているのに使わないのは勿体無いなあと思い、プライムチャンネルを開いてアニメでも観るかと重い腰を上げた。アニメを観るのは目なので上げたのはきっと視座なのだけど、ともかくアニメを観ようと思った。残念ながら、いややっぱり嘘だ、全然残念ではないけれど、私はアニメアニメしたアニメが苦手なので、アニメの際に位置しているゲテモノが観たいなと思った。そう思った矢先に、トップに踊っていたのが『ポプテピピック』であった。これはもう運命、そう運命、ベートーベン、ジャジャジャジャーン、と感銘を受け、シーズンを一気観した。怒涛の奔流がとめどなく駆け巡り理知の壁を突き破り押し流し、ほぼ全ての語彙を持ち去られた後に心に残った残響は、「クソだな」であった。悪い意味ではない。全く、これっぽっちも、微塵も毛頭も悪い意味ではない。逆だ。最高だ。事前にクソだクソだと聞いていたが、なるほど確かにこれはクソである。公式にクソだと公称しているのだから、クソと呼ぶ事に何の憚りもない。そんな自制はクソ喰らえである。脳味噌の普段触「れ」ない所をショベルカーでぐりぐり突き回されているような感覚は、榎本俊二『ゴールデンラッキー』を読んでいる時の脳味噌の挙動に似ている。ゴッキーはパロディの文脈こそ薄いが、ポプテピピック紙一重あるいは同類の直線上に存在するような気がする。アニメなのにいきなり実写映像が垂れ流しになり、視聴者置いてけぼりのいい大人による高速紙芝居が突如始まり、『ポプテピピック』のロゴアニメーションを挟みながら一撃一撃の爆弾が次々と絨毯投下されていく。消化する間も無く飲み込まされて、気がつけばコース料理は終わっている。そうして安堵したくなったところにブチ込まれる「再放送」の追撃であり、2話あたりから頭のファイアウォールが機能しなくなり、手を叩いて声に出して爆笑していた。意味が窺えるものもあればさっぱり分からんちんなものまで、選り取り見取りの状態でも普通は選ばない電波が3本襲いかかり続けて、楽しかった。地上波リアルタイムで観ていなくてよかった。きっとこのタイミングでよかったのだ。同じくプライムチャンネルにあったので、『キルミーベイベー』を観ている。やはり面白い。