ディックの『変数人間』を読んだ。表題作が面白いのはもちろんだが(装丁の画はそういう意味なのね)、一冊として全体を見ても完成度が高い。後半4編が出色の出来だと思う。そもそも、ハヤカワから出ているこの短編集たちは、おおむね翻訳の質がいいので意…
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