他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

どぅあ〜ぼ

「ダボ」という悪口がある。「このダーボ!」という風に使う。用例になっていない気がするが、ガラが悪い言い方をすれば「舐めくさしとんかこのダボがぁ!」という感じになる。理由は分からないが、好きな言葉の一つである。おそらく「dub」などと同じく、「dど」「bぶ」の音が入っているからだと思う。相手を貶す時に使う言葉ではあるが、いまいち語源についてピンとくるものがない。だって、ダボである。他に思い当たるのは、プラモデルの組み立て時に重要になるダボくらいなのだ。「プラモ部品を組み合わせる時のピン周り野郎!」と罵倒されても、私なら侮蔑されている事を理解できないと思う。むしろ、かすがいと言われているのだろうかと思ってしまいかねない。見当がつかない。私がダボである。それはそれとして、今日の朝ぼーっとしていると、もしかして「ドアホ」が音変化して「ダボ」になったのではないかと思いついた。「doahodabo」との遷移を想定すると、「do」と「aho」のブロックに分けて考えるのがまともっぽい。「o」と「a」はほぼ同じものだし、「ao」=「o」という母音の足し算はままある事だ。ダボが使役される場面にドアホを換装してもさしたる違和感はないので、ダボはドアホの子なのだろうと私の中で決着した。意味合いはともかくとして、ダボという仇名の人と昵懇にすることがあったら、意味もなく頻繁に過剰にダボと呼んでしまいそうだ。ダボ。ダボ~。桃缶食べようぜ、ダボ~。山手線3周しようぜ、ダボ~。人を名前で呼ぶ事があまり好きではないゆえ、本名(そういえば忌み名とかいう慣習もあるのだっけ?)以外の記号を与えられると、無性に嬉しくなる。虚構人物の名前を考えるのが好きなのは、頭の中で分裂した要素を別途ポイントする術として楽しんでいるからかもしれない。分からないけれど。一人でもにょもにょ考えてばかりで結論を脳庫に収めて腐らせる悪癖が抜けないのでたまに外に書き出してみるわけだけれど、忘れた頃に読んでみたら取り付く島もない地図上の絶海幽霊スポットみたいな手触りがするのだろうか。エアコンから排出される空気の匂いみたいなものが、ずっとたゆたっている。メモ帳で適当に書いたら字数が足りなかったので、もうちょっといい加減な事を書く。血便検査がしばらく先に控えているのだけれど、今日厠にて用を足してみたらほとんど血液が見られなかった。「カニ入り茶碗蒸し」と記載されている78円の茶碗蒸しに実際含有されているカニ肉くらいしか入っていなかった。検査当日までに完治していると嫌だから、早く検査を受けたいのだ。いざカメラを突っ込んでみて「あー、特に悪いところないですねー?」って言われたら、恥ずかしくない?