他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

マスクの下に顔面下部は本当に存在するのか?

完全に扁桃腺をやられて、喉の奥というか鼻の奥が腫れてつっかえた感じが一日中続いた。不快感が継続して常駐すると、それはもう不快感ではなくてただの不快である。蓄膿症になると頭はぼーっとするし常に鼻水らしき何かしらが鼻腔の中を席巻しているのだが、それに近い状態となっていた。扁桃腺と書いたが、厳密に扁桃腺がどこなのかさっぱり知らない。喉の奥の方、口蓋の奥上方というくらいしか認識していない。しかもそれは痛みを覚える部位であって、もしかすると扁桃腺そのものでさえないかもしれない。ともすると猫を犬と呼ぶに等しい誤りを犯している可能性があるが、にゃんにゃんをわんわんと呼んで許されるのはちびっこだけである。今の放送コードというか言語倫理コードに照らしてみると、ちびっこというワードもなかなか際どいラインに立っているというか立たされているんじゃないかと思うが、この不安は杞憂なのか、ちびっこワクワク探検ランド的な施設、イベント、アドベンチャーを探すのに苦労はしないので、ちびっこは別にいいという仕分けになったのだと推測される。ちびっこの対義語は、無理矢理ひねり出せば「でかっこ」とかになるのだろうか。年少年中年長という区分が保育園には存在するのだが(幼稚園は知らない)、上から順に振り分けていけば「でかっこ」「ちびっこ」「みにっこ」のような順番になるだろうか。この試行には、おそらく何の意味も含まれていないので、英語でよく言われるところの"many have spent much ink on this issue"みたいなものだと思っていただければよろしい。人間の時間もインクもおよそ有限ではあるが、しかして、どうして世界にクレープやゲーセンが存在するのか、という事について考えてももらいたい。夕方に、どうしても鼻をかまなければこれはもうどうしようもないぞ大変だ大変だという状態に陥った瞬間があり、不幸にも出先であったため、カバンの底を漁る羽目になった。カバン内スペースのポケットにしっかり収納しておいたはずだったのだが、初期にそこからこぼれカバン底面で荷物にぐちゃぐちゃにされてくたくたになってはいたが、そこには確かにティッシュペーパーたちが存在していた。いざ使う段にならないと、そこで虐げられているティッシュたちの存在には思い当たらないものである。そのうち、見覚えのないポケットティッシュ(使いかけ)が出てきた。見た瞬間に思い出したのだが、どこかに落ちていたポケットティッシュをそのまま拾って入れておいたのだった。中古のエロ漫画を読んでいる時と同じような、「願わくば『そう』であってほしくないなぁ」と思いながら鼻をかんだ。