他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

レタス ザ・常備薬

上着はまだでも、マフラーはかなぐり捨ててもええんちゃうかな、そんな気温で、汗ばみはしないが衣服と身体の間にじんわりとした熱が滞留するのを感じた。流血は止まったけれど、顎の動きに伴ってか、ちわちわ出血はするらしく、口の中の具合が悪くて濯いだりするとまだ血じみている。前回と比べても、具体的な痛みがちょっとだけ強い。そういえば一昨日の抜歯中も、あの、具体的に痛くなってきました、と言った(つもりだが麻酔でもにょもにょ聞こえていた可能性は十分ある)。痛いに具体も抽象もあるかい、と思わないではなかったが、麻酔で感覚が眠っている中で、そこから痛みがぐいぐい顔を近づけてきて、きゅきゅきゅきゅきゅと顎骨あたりに明滅するのを感じると、それはやっぱり、具体的に痛いとそう言うのが正しかった。それにしても眠い。春眠春眠。