他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ゴミ散布車

散漫としていた。散漫は、散って慢である。散るに関しては、気が散って意識が散ってどこにも凝縮せずうっすらした状態の事だろうから、感覚的に何が言いたいのかは分かる。慢って何なんだろう。漫遊記、漫画、自慢、傲慢、怠慢。この中だときっと怠慢の漫が散漫の慢で、漫遊記の漫がぼーっと遊び暮した過程の記録だと言うのなら、それもまた散漫の慢だろう。散漫としているのは得意だが、こんなもの得意でも何にもならない。まとめるためのゴム紐が必要だ。まとめたらまとめたで、何だか窮屈で嫌だなあと思ってするりと逃げ出しそうな気もする。首回りに生地が伸び伸びになっているタートルネックを着ている人を見ると、自分がそれを装着した時の感覚を想像してものすごく嫌な気分というか、居心地の悪い気分になる。首回りに何かがあるのが、とても嫌である。ネクタイやYシャツも嫌だし、首に何か掛けているのも嫌である。社員証をぶら下げたまま昼休憩に出かけるスーツを見ると、首回りの居心地が悪い。ネックレス的な何かを意識して身につけた事はないし、これからも向こう決してないだろう。絞首による自決を選んだ時にだけ、首回りのに異物が存在する事を妥協するはずだ。首回りはどうしても嫌なのだ。空間的なパーソナルスペースとでも言えばいいのか。マフラーは、寒いので仕方ないから巻く。本音を言えば巻きたくないが、「なんか嫌」で寒い思いをするのと「なんか嫌」を押し殺して寒さを逃れるのであれば、寒いと思わない方をとる。寒いとトイレが近くなるから、寒いのは嫌なのである。消費期限が一週間弱過ぎていた鳥もも肉を食べたが、意外と大丈夫である。パックの中に横たわっている時の悪臭は確かに日が経ってイカれてしまった鶏肉のそれだったが、味自体は歯ごたえが薄いくらいのもので、問題はない。醤油とマヨネーズと豆板醤で味付けをすると、アホみたいな味がする。カップ麺の底に溜まる、火薬の残りカスみたいなものを煮詰めて乾燥させ粉状にしたものを油に溶かしたかのような、大分頭の悪い味がする。マヨネーズをどれだけ入れてもそこまで味がしないのがネックであり、マヨネーズって本当に油のカタマリみたいなものなんですね、と思う。燃えるゴミの日に燃えるゴミをポイするのをすでに3週間かそれ以上もの間完全にすっかり忘れており、ゴミ袋がいっぱい溜まってしまっている。夏だったら絶対に酸鼻を極める地獄絵図になっていたはずなので、冬に感謝しなければいけない。なぜか当日になると忘れている。