他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

結紮

二日連続でものすごい困憊に襲われる機会に恵まれたので、今もっのすごく眠い。眠さは時により度を越すと逆に眠たくなくなるので眠くない。眠い! さっきいいアイスを食べてその甘さに酔い痴れたが、しかしくたくたでぶよぶよになった身体にとって白いシーツのかかったベッドが発する甘さは抵抗し難い。でも眠い。眠くない。程度を測ると必ず高低や多少の差が生まれて、極と極が交わらないまま間でうろうろしている事になる。めちゃくちゃによくできるやつと全くできないやつができてしまって、それもまた当てる物差し次第ですっかり逆転してしまうようなものではあるのだけれど、しかしそんな物差しをいくつもいくつも無際限に持てるものでもなくそういえばその最大個数でも差がついてしまうもうどうしようもない状態に目が当たるがとりあえず有効尺度の最大値も異なってきて、いくつか手持ちにある中でほとんどが食い尽くされて片方の極に乗った重さで定規が折れるようなめちゃくちゃによくできるやつを見てしまうと、じゃあ俺はいいや……となる。気にしても仕方がないとはいえ、どこまで行ってもその影がちらついて影が差すのだろうなと考えるだけでこちらに影が差す。光あるところに影ありとはよく言ったもので、眩しい上に影ができる。光を見るのがつらい。見えない。見られない、まともに。人間力はよく分からないパワーだが、活力は確かに存在するパラメーターである。体力とはまた異なった独自のものであり、体力をいかに効率的に消費するかのパフォーマンスだと定義する。活力がないと、暑い場所に放置された充電池が如く無意味にへろへろと萎れていく。活力は、つまり、触媒の密度とも言えるのかもしれない。活力はないので体力が下水に垂れ流されている。そのくせ髪の毛や垢で詰まって水はけが悪く、何日も前の体力の淀みが痛んで環境被害をもたらす。余らせない、余らない、無駄を出さずに燃やし尽くす術を知らない。どこかでもったいぶって変に残して、それで使えないものにしてしまうくらいだったらカッと飲み干して一瞬でも全力で生き急ごうとすればいいのに、どういうわけかそういう事をしないので、もう人間として発揮する気がないのかもしれない。揮発してどこかに漂って消えてしまいたいが、1日に少しずつだけ削れていつかどこかに消えないかなと思うのに、身体は変に頑丈にできているから一息に楽になれない。電源ボタンとかユーザー切り替え機能とかあればよかったのに。