他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

「フエラムね?」

左手人差し指のツンドラ地帯ぐちょぐちょ手荒れが少しだけ治ってきたのでちょっぴり嬉しい。薬局でワセリンを見るたびになんとも言えない気持ちになるが、ワセリンは塗った後に全てをべちょべちょに浸すその兵器がごとき侵攻性が一番にして唯一の問題なのであって、肌問題に関してはあれで大体がちょちょっと解決する。患部に塗る系の薬が欠点を欠けないのは、塗ると他のものについてしまうのがどうしようもなく内在的性格だからであって、そこに文句を言っても仕方がない。べったり、ついて離れず付き合っていくしかないのだ。はるかにちびて可愛らしくなってから久しかったので、ようやっと薬局で牛乳石鹸を買った。牛乳石鹸のいいところは、パッケージが洗練されていないがそこに堂々と立つ堅実さがあるからである。バラの匂いがついていたはずの、記憶が確かではないが、赤いラベルの方は、その色が故にものすごい自己主張と色気を芬芬と撒き散らしているものだが、青いラベルの方はただ血の気のない青地の中に牛をそっとプレゼンテーションしてくるだけで、押し付けがましいものがなく慎ましい。そのくせ、中身の石鹸を取り出すと隆々としたボリュームの塊がごとりと落ちてくるのだから、そのアンバランスさたるや、世間一般で言うところのギャップ萌えというやつである。牛乳石鹸可愛い〜〜〜。家庭で牛乳石鹸牛乳石鹸と呼ばれて、周りにそう呼称しても特に注意されなかったのでこれでおおよそ巷間に認知されているものだと思われるのだが、ふとパッケージに貼られた商品名シールを見ると「カウブランド青箱 バスサイズ3P」と書いてあった。牛銘柄だった。??? 納得いかなかったので箱をぺろぺろ読み流してみると、どうやら「牛乳石鹸」は製造が「牛乳石鹸共進社株式会社」であるところから取られたものらしい。商品そのものには、牛乳のぎの字もなく、化粧石鹸カウブランド青箱a1との文字しかない。そういうね。一般的に呼ばれている実態と本質が乖離しているやつね。牛乳石鹸でこの手の隔たりを感じる事になるとは思わなかったね。昨日も昼飯にラーメンを食べたし、インスタント系のラーメンはどうも生麺と比べてしまって好かないのだけれど、やはり日清の欧風チーズカレーヌードルは鼻血が出そうなくらい美味い。理由はよく分からないし自問自答しながらもぐもぐ食べているのだが、答えがさっぱり分からん。カレーが美味い。チーズはよく分からないがカレーが美味い。パッケージの金色(こんじき)が眩しいぜ。