他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

骨肉の相食み合い

外に出るときはマフラーが欲しくなってきたので、やはり冬が一段階アクセルを踏み入れたと見るのが正しいだろう。去年の春にしまう時、確か洗濯してから押入れの中にほっぽったので、洗わなくても使えた……はず。立ち止まるとマフラー装備では暑く感じるだろうから、まだ必須というわけではなかろう。身の回り品はできるだけサボっていきたいので、もう無理この装備じゃアタシ死んじゃう! と思うまでになったらやっと巻いていきたい。大家さんからの手紙が、封筒に入って玄関ドアに養生テープでぺたりされていた。この奥ゆかしい伝達方式、まあ確かに家にいない可能性を考えるとこれが確実に伝わるだろうから、現代ではなかなかお目にかかれないと思う。せめてポストイットだろうな。中身は年末年始のゴミ捨て表だった。一度半分に破いたものを寄せ合わせてスキャン、印刷したものにサインペンで注意書きがされていて、明らかな切れ目に気が付いた時くすりと来た。ついでに、大家さんの筆跡が私の母のそれによくよく似ている事も発見した。似ている。データをUSBに入れてコンビニのプリンターを間借りしに行った。行ったのだが、相当回数引き返した。1回目は画像をPNGで持って行ったらJPEGしか受け付けていなくて元データから変換しに戻り、2回目は印刷したもの諸々をまとめて郵便局から発送しようとして糊付けのための糊を忘れて戻り、3回目は……。何だっけ? ヘタクソを短期間に爆竹のようにカマしたので、心が疲れた。都度思うが、理解できるものの、速達は割高である。早く送ってちょ〜、とワガママを言うから当然っちゃ当然なのだが。増税で切手の値段も半端になってよく分からんし、郵便局は難しいところだ。スーパーの割引ワゴンに、肉まんピザまん折半袋6コセットが入っていた。前に何度か買ったやつだ。やっと時節が追いついてきたか。買った。よく分かってなかったが、惣菜コーナーに居並ぶグリーン&レッドのカラーリングで、そういえばそういう日じゃねえかと思い出した。2年前のこの辺りは、完全に心が壊れていた時期なので、今思い出しても唾棄すべき人生精神面最低QOLを誇る期間だった。あの地獄を経たからこそ得られたものもあったが、あそこで失ったものを握り続けていた方が盲目的に薄幸でいたかもしれないと今では振り返れる。25日が本番なのに前日予行演習の24日が一番盛り上がる事に小さい頃から全く納得がいかないのだが、皆んなどうやって心の中で折り合いをつけているのだろうか。