他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

モノポリィ

帰ってきて、だいぶ落ち着いた。昨日帰ってから、すぐに、弟から某所のおみやげをもらったが、その一つに、お守りがあった。お守りとは、なんともいじらしいな、と一瞬思ったのだが、お守りにも効用がいろいろある。入浴剤に、様々な香りと色と効能があるように(昔から腑に落ちないままなのだが、入浴剤という形でも、湯の効用はあるのだろうか。成分が同じなら、あるのかしら)、安産祈願とか、商売繁盛とか。それが、今回はよりによって恋愛成就だったので、なんかこう、ギャグマンガ日和のむちゃっとした、榎本俊二漫画のむちゃっとした、あんな感じの心景表情になった。こう、俺に恋愛を渡すのか……という。申し訳ない気持ちになった。こんな品の無くて中身のとっ散らかった人間を兄として慕ってくれるとは、いや、これは、私が弟の前では清廉ではないにしろ、まともな人間をやっているからなのだろうが。とってもパステルなピンクを基調とした、たいへんプリティなカラーリングで、鈴とかまで付いているので、こりゃあどこにつけたのものか考えものである。……いや、どこにつけましょうね、本当に。ガラケーとかにも何もつけない主義なので、困った。帰ったら、その時に考える。買ったカミソリが、なぜか全然剃れなかった。剃れるからカミソリなのではないのか。漢字で書くと剃刀なのだぞ。ジレットの、ちょっと高いやつからしか置いていなかったからそれを買ってきたのに、なぜなにどうして、ただ肌の上をついついと滑ってスケーティングを見せるだけで、さっぱり髭が引っかからない。ジェルとの相性が最悪なのかもしれない。これまで、そういう事例に当たらなかったが、ものには相性というものがある。もしかすると。弟と一緒にやるゲームが必要だというので、私も少し金を出して、スイッチの桃太郎電鉄をやった。人生で初めて、桃鉄を触った。どうやったら桃太郎と電鉄を足し算しようと思うのか、考えてみるとふと不思議である。語呂はいいし、あのマスコットキャラみたいなやつが頭の中にインプットされているのでするりと受け入れられるが、言葉の方程式として見た時に、左辺が突拍子もない。何回かやってみて、イメージはつかめた。時々理不尽地理人生ゲームである。昔からこうなのか、最新のシステムで、ギミックが増えたからこうなのか、カードや一着目標となる地点との運命が悪いと、たちまち貧乏神がまとわりついて先行きがままならなくなる。一度上手く回ると、そう簡単には没落しない。たまにすげえカードがあって、それでひっくり返ったりするが。スイッチ版で絵柄が変わったらしいのだが、夜叉姫かわいいな……と思いながらずっとプレイしていた。