他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

崖のくぼみ

生物として液状に近くなりつつあるので、どこかで硬度を取り戻す操作が必要になる。硬度? 軟度? 骨がなかったら。液体になって、家のフローリングにじょばじょば吸い込まれていきそうである。や、フローリングにはじょばじょば行かないので、玄関まで流れて、でも廊下と居間のthresholdがあるんだよな、そこは越えていくとして、玄関ドアの下をぬべっと通り過ぎ、門を出てすぐの下水溝にジョバジョバ流れていく事に致します。骨がなければ。寒いので鎧戸を閉めているが、夜の間に雨が降ったりしたら嫌だな。天気予報的には降らなかったはずなのだけど、夜露に濡れて乾いたものが若干バックステップするとか、そういう事はあるのかしら。懇意にしている印刷所からもらったカレンダー、でかいので便利そうだから飾ろうと思ったけれど、でかいからと言ってそれが一口に便利というわけではないのよね。むしろ邪魔な可能性があるし。架けないまま丸めて保管しているので、壁に垂直に垂れるようにクセが付くまでというかクセが抜けるまで、もし机の横にでも貼ろうものなら、顔を舐めるようにべろん、べろんと捲れ上がってくるわけである。考えるだけでちょっとイライラしてきた。嘘だけど。電車の中で読む適当な本がなかったので、英語の本を一冊ひっつかんでみたが、真面目な本だったので全然頭に入らなかった。小説でさえ、読み終わる頃には最初の3分の1あたりを忘れている事少なくないというのに、慣れない言語を乗りこなしつつ、クソ真面目な話なんか追っておれば、たちまち迷子、森の中で道しるべとなるは自分自身の涙の跡だけ、みたいな感じになる。小説くらいしかまともに読めないのに、肝心のその小説も大して頭に入っているとは言い難いのだから、私の頭にはどこか、大きな穴っぽこでも開いていて、右から入ってくる情報を排水する妖精でもいるのではないかという気がする。いつだったか、どこかの時間から、頭の中を探ると完全に砂漠になっていたので、これは比喩的表現だが、ほとんど意味というか、有意情報が枯れ果てた実際的砂漠であって、種を蒔いても乾燥して甘納豆みたいになるだけでも、それは仕方のない事なのかもしれない。いつか、精神科に行った時に、最後まで心理療法をやってもらえばよかったのである。買って帰ったマックの、ドリンクのプラカップを外して直で飲んだら、意外とよかった。ストローなんていらないのではないか。それから、今日のビッグマックは、過去トップクラスに地層ズレしていた。なんでサイドをナゲットにしたのか、よく分からない。