他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

播種

何か、書こうと思っていた話があったはずなのだが、忘れた。種飛ばし大会で精子を飛ばす的なやつを見た事がないような気がするなと考えて、多分榎本俊二の漫画にあるし読んだ気もすると思い当たった事は違う。よくチムポ剥き出しでシコシコドバーしているし、セクシャル競技大会みたいなやつもあった……はず。榎本俊二の漫画は、下品でどうしようもない猥褻が単純な線の二次元に落としこまれる事で、その臭気汚穢一切が薄れ、なぜか無菌状態で提供されているところが異常で唯一無二だと、私は称賛を込めてそう思っているのだが、あの漫画を読んで放り出す人の方が多いだろうな。放り出さなかった人とは握手をした方がいいとは私の談だが、あれを平気で読めるような人とそうホイホイ付き合っていいものかと思うところもないではない。貴方の世界を広げてくれる人では、確実にあるだろうが。醜女は読めるか。しこめと読むのだが。醜とはしこであり、しことは醜であり、見た目がよくない事を言うのだとばかり思っていたわけだが、辞書をぺらぺらしながら本を読んでいて、何かの拍子に見つけた。これはひとつの意味でしかなかった。しこは醜ならびに鬼とも書き、「強く頑丈なこと」をいうらしい。へぇ……。人生で使う事は一遍もないかもしれないが、辞書をめくると面白い事がわらわらと出てくる。私にとって、辞書はエロ本であり、無人島に何か一つ持っていくなら、辞書を持っていくのがいいかもしれないと思っている。無人島に行きたいわけではないが。いつかTwitterで見た、何でもいいから文字を見ている事を嗜癖している人ほど、Twitterで時間を無駄にしているのではないかというやつがあったが、ちっこい活字で延々と知らない事ばかりが「述べられている」辞書は、とてもいい暇潰しである。本を読みながら辞書を引くのが、一番楽しいけれども。さて、書き出す途端に忘れた何かを、いまだに思い出せていない。なんだったかな。米の話かな。あるな、と思っていた米屋に行って、玄米ありますかと聞いた。玄米を食わなければ私は不安定になる。色々。そこにはなかったが、そこを左に登って、10軒目くらいのところで聞いてみてよ、と教えてもらった。米屋があるだけでも珍しい気がするのだが、もう一軒あるとは知らなんだ。10軒どころではないくらい歩いたが、確かに別の米屋があって、小さい2kgの袋ではあるが、玄米を買えた。もっと欲しいんですと伝えてみると、週末に米が来るから、そこでいくらでも買えるよ、10kgでも20kgでも、と言われた。スーパーで買うより、よく考えてみれば当たり前に安かったので、餅は餅屋だなと思った。あぁ、辞書で覚えた知識であるが、蛍の光はもともとスコットランド童謡らしい。