他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

佐川男子は出たが、佐川女子は出なかったな。

すぐ傍にある公園で遊ぶ子供たちの歓声が終日聞こえる。大体9時から19時くらいまで聞こえているので、適正労働時間くらいだ。特に用がないので、部屋でほぅ、としている。彼らの元気なエネルギーが、生産性を急かしてくるが、中が虚ろな青銅製風鈴みたく、一瞬通り過ぎるだけで、おとないのベルを鳴らして、「よっ」と挨拶するだけで、何も変化が訪れない。子供たちは元気だな、と私は思い、膝に止まりに来た蚊を優しく、きゅっと押し潰す。中身がはみ出ないように、体液が衣類に染みないように。ここで出る蚊は、どういうわけか身体が茶色い。黒いものは見慣れているが、茶色い蚊もいるのだね。吸う血は、大概において赤いくせに。窓の外で、空が明るくなったり暗くなったりしている。明るくなってしばらくしてから起きて、暗くなって随分経ってから寝る。常に天候にマウントをとられているような気分だ。比較サイト経由で引っ越し業者に見積もりを依頼したら、一瞬のうちにドカドカ大量にメールが来て、応対がめんどくさくなって放置している。朝の通勤ラッシュ始発駅で、乗客が地獄絵図を繰り広げるようなもので、狭い門戸に殺到されると、いや、ちょっと、私無理、無理無理無理です帰れこの野郎と思った。かかってきた電話は全てスカンした。「色んな所から連絡が来て大変だと思うけど、ウチに連絡ちょーだいねっ☆」みたいなメールも無視した。色んな所から連絡が来て大変だから、お前の所にも連絡を寄越さんのだ。連絡してくるなド阿呆。連絡をくれと言ったのは私なので、とんでもなく非礼な事をしている気がするが、大体一緒で、しかも特殊な条件があって、それを加味するとどこも予算を軽く二段ジャンプしてくるので、もう預けて入れている先方から送ってもらう方が早いかもしれない。目下そうするつもりだ。レンタカーのサイトを見てみると、自分でハンドルを握った方がよほど安上がりで、5分の1くらいになるのは目に見えているのだが、なにぶん免許を持っていないし、代行運転してくれそうな知り合いが乏しい。持っているとしても、冷蔵庫とか洗濯機とか運べなさそうだ。これはもう、業者に家の中まで持ってきてもらおう。そうしよう。身分証明書としての運転免許証さえ不要だ、パスポートがあるから。IDとしての運転免許証にいまいち納得していないのだが、国際的に身分証明を意識したパスポートの方がよほどまともなアイテムだと思うのだけど、なぜ第一に「なにか身分を証明できるもの、免許証とかありますか?」と聞かれるのだろう。パスポートなど普段持ち歩かないし、保険証は写真が載っていないから不十分だ。保険証に写真の項が追加されればいいのに。もっと色々進化したら、虹彩認識とかでもいい。職務質問が怖いんだ。しどろもどろになって、理由もなく逃げそうだ。個人を特定するな。ぼーっとさせろ。泡沫のままで、浜辺に打ち上げられるままにさせてくれ。流されたくて流されているのではない。トイレに行く。レバーを捻る。

Post vs. Script.

なんか、眠い。ちゃんと夜眠っているはずなのに、なんか、眠い。自律神経が自律していない。もっと我を持ってくれ。オラオラしてくれ。セルフサド&セルフサドしてくれ。自律。
新しい家の鍵とかもらってきた。アホほど印鑑を押した。捺印に次ぐ捺印で、一か所にチェックポイントを集約したスタンプラリーをやっているみたいだった。それもあるが、大量に住所や氏名を書かされた。実家の住所は長いのでできればあまり書きたくなかったのだが、一応ちゃんとしておいた。後々何か言われることもないとは思うけど、なるべくちゃんとして憂の芽は摘んでおきたい。改めてフルに説明を受けると、結構変な条件の物件だった。津々浦々を探せば、そこまで変でもないかもしれないが。変わってんなとは思った。
新しいPCについて未だ悩み冷めやらぬので、ふらふら遠出して池袋のビックカメラ(アウトレット店)を見てきた。アウトレットとは言え、新品で出たりしている。アウトレットモールとかたまに聞くけど、アウトレットって一体どういう商品形態なんだろうね。展示品だったとか、サイズ・色違いで返品されたものだとか、大量に仕入れたからだとか、初期不良メンテナンス品だとか、梱包不良で帰って来たものだとか。壁にいっぱい書いてあったのでうっすら輪郭はつかめたけれど、そんな理由でもはや正規の品として売れないとは、世間はあまりにも処女厨過ぎるんじゃないかと思った。それなら、アウトレットとして切り離さず、正規の品の横に「ちょっとアレですけどこんなんもありますよ~」と置いておいてほしい。わざわざアウトレット市場まで足を延ばすのは手間である(足だけど)。そして、要求スペックはやはりゲーミングPCしか満たしていなかった。というか、「メモリ16積みたがる人はあんまりいないですね」と言われるので、Adobeソフトを弄る人は、もはや自作しているのかもしれない。ゲーミングPCは、しかし、絶妙にダサいのをなんとかしてほしい。どうして大人しく置きにいかないのか。どうしてそこで色気を出すのか。作業用PCに欲しいので、無難オブ無難でいいのだ。目につく一切合切の何かしらは求めていない。シンプルに行け、シンプルに。道路だって余計な装飾ないだろ。精々「止マレ」とか「↑」くらいだよ。デコ道路とか聞いたことないだろ? 工事現場のピカピカするカラーコーンくらいだよ。単で純でいいんだよ。すっぴんでかかってこいやあ!
店を出ると、雨の中、傘も差さず、絶妙な顔立ちの男が、人通りに目を走らせていた。多分ナンパだったのだと思う。コンタクトやなんやのキャッチに紛れるのを嫌って場所を変えていたのがとても面白かった。
帰りの電車で、隣に座っていた女児が、降り際に俺に手を振ってきた。ばいばい。咄嗟に、おぅ、みたいな感じで手を振ったが、高い高いくらいしてあげたかった。第三者にやられたら、親が嫌だろうけど。子供はいいよね。大体の場合において打算がないから。ばい。

欲を言えば貞淑で、不実じゃない方がいいでしょ。

晴れてはいたけど、さみかったですね。久しぶりにパーカーを出してきました。でも着ると暑かった。ヘタクソ。パーカーのON/OFF以外に寒暖差調節ができない。他に服ないし。羽織るものは持っています。ジップパーカーですけど。ははは! パーカーが好きだからな! フードが付いたコートが欲しいな~と冬の間に思っていたはずなんですけど、そういうものはどこで買えばいいのかさっぱり分からんという致命的な欠陥を抱えていたので、保留案件にしたまま忘れていました。今年の冬も忘れていると思います。うん。
外に出ました。主な目的は二つ。肉のハナマサに於いて、向こう数日分の肉を確保する事。もう一つは、ヤマダ電機に新しいPCを探しに行くことだ。場所をうろ覚えだったから、あっちにふらふら、こっちにふらふらして、結構迷った末に辿り着いた。店のド真ん前で右翼団体が演説をぶちかましていて、通行人は意にも介していなくて、店頭の店員が皆一様に嫌そうな顔をしているのが面白かった。面白がっている場合ではなかったかもしれないけど、とてもディスコミュニケーションだった。ビックカメラMac売り場は、小綺麗と言うか、うすら寒いくらいにお上品に整えられていて、そこにいる店員も「Mac(ドヤァ)」みたいな顔をしていて大嫌いだったのだけど、ヤマダ電機は、さすがのイモっぽさ、他のWindowsパソコンたちと同じように台の上に並べられていて、貴賎なしという感じで最高だった。案の定店員がすぐ寄ってきたので、「Macは性能はいいんですけどメモリとかCPU積んだらすぐ値段跳ね上がりますよね~ん~」「Macヒラギノ標準装備がいいんですけどね~ん~」とか言ったけど、内心では「Macじゃエロゲができないんだよこの野郎」と思っていました。色々条件をお話ししたら、ヤマダ電機が自社設計で出しているシリーズ(G-Gearとか言うやつ)を紹介されました。メモリ16GBにCPUがi7で、フルHD積んで15万(税抜)。悪くはなかった。想定外にいい感じの選択肢が出てきた。ただ、重い(2.7kgは考える)のとダサい(色気が全くない。百均のゴムスリッパみたい)のがネックだ。どうしよ。お財布と相談だ。
帰り、ハナマサでカツオのたたきを買った。ふっといバナナ1本分くらいで200円だった。安いと思う。冷やし中華のカップ麺が面陳されているのも見た。冷やし中華さえ即席めんになる時代なのだね。3食くらい入って128円の生麺があるけど、ああいうやつじゃもうダメなのかな。茹でるのさえめんどくさくて、湯を入れる、そこまでしか行動できないのか。自炊しろ。カツオのたたきは、一緒に買って帰ったガーリックフレーク(ミルに入ったもの。面白半分で買った)を山ほどかけて食べた。美味しかったが、終盤は生臭さが胸に来てちょっと気持ち悪かった。刺身のバイキングとか、途中で嫌になりそうですよね。明日はちょっと遠出しなきゃです。

良心の許す限りお食べ

昨日の表題は、ボーイ・ミーツ・ガールではなくて、一人の男がたくさんの美少女と出会って色々あるんなら単数形と複数形で対置させて「一人の男」が「少女たち」と出会う、という意味でア・ボーイ・ミーツ・ガールズって言えばいいじゃないと思ったんじゃなかったかと記憶しているけど、どうだったかね。前にも同じことを言ったような覚えがある。どっちでもいいや。

出先で「今日寒くないですか」「さみーですよ」「上着がねーとやってられねーですよ」「さみーですよ」という会話をした。寒い。今これを書いている共用リビングも、窓が開け放しにされていて末端が冷えるほど寒い。閉めるのが面倒だから閉めない。閉めないったら閉めない。時候がちょっとした秋先である。空が、と空を主語に立てるのはおかしいのだろうか。英語ならitでいいし、ラテン語なら非人称動詞を使えばいいけど、日本語なら何だ? 近頃冷えますねとか、暖かくなりましたねとか、主語を立ててはいないのかな? 何かが寒いですね。でも明日から23度とかに上がるんでしょう? 居合わせた人が言ってましたよ。そう頻繁に上下されてしまうと、こっちも参ってしまうわね。旗揚げゲームじゃないけれども、「気温上げて」「気温下げて」「気温上げないで雨降って」みたいに、ぽんぽんぽんぽん色んな変化を盛り込まれても、目がくるくるして困る。ここ数日は引きこもりたくても外に出ざるを得ない用事があったので、天候と向き合わざるを得ない。明日も食料の買い出しに行かなければいけない。そういえば、1枚の食パンに白カビを生やしてしまった。正確に言えばもう1枚カビが生えていたのだが、そっちは軽度だったので付近を毟って食べた。別にいつも通りの味だった。腹も壊していないようだ。ミカンだって多少傷んでも食べられるのだから、あまり神経質になっても得るものはない。リスクの回避と、食べられたかもしれないという可能性を永遠に検証不可能なまま脇に置いておくだけだ。その意識が脇腹をつついてくることもあるかもしれないが、新しく口に入れる食べ物に夢中になって、そんな些末なstimuliは直にどうでもよくなるだろう。死ぬ間際の走馬燈で何を見るのか、一度きりの体験なので何がどうなることやらさっぱり分からんちんだけど、その景色の中に、一コマだけでもいいので、生きている間に食った食べ物の集合的概念が形をとったもの、それが登場してくれると、殺して生きたんだな、と思って死ねるかもしれない。活かすために死ぬのではないのだな、かもしれないけど。お腹いっぱいに食べると、腹八分とか以外にもあまり気分がよくないよな。博愛主義とかではないのに。

A boy meets girls.

よく分からないけど、今日は寒かった。雨が降っていたせいかもしれないし、部屋の冷房から、どういう訳だか冷気がちょろちょろと漏れ続けているせいかもしれない。部屋の換気が悪く、風呂上りは蒸せて不快なので冷房を2分くらいだけ電源っ、オーンするのだが、中高年のおしっこみたく、栓が緩くしか閉まらないぶっ壊れたイギリスの水道みたいに、ちょっとずつ、ちょっとずーつ、ぽろぽろと零れ続けている。ついでに言えば、電源切を押しても一度ではオフにならず、2回押さなければいけないかまってちゃん仕様なクーラーである。今見てみると、一回目で電源が切れ、二回目で「内部クリーン」なる機能がオフになるようだ。順番がおかしいような気がするが、そうなっているのだから仕方がない。それにしても、しかし、今日は寒い。換気の為に開けている窓を閉めてしまいたくなる。万が一窓の外に私のジュリエットが現れて、「おぉロミオ……」をやり始めてくれる可能性を活かしておくために窓は開けっぱなしなのだが(高層だし入りたくても入れまい)、さすがに変な風邪を引いてしまいそうだ。4日連続でよく分からん作業に連れ出されて変な疲労が溜まっている身体が、「アタシもうダメよサヨウナラ(ピューン)」してしまうのが恐ろしい。今私が感じているこの疲労が、もしも世間一般で言うところの「仕事をした後の心地よい疲労」なのならば、私は労働に向いていない。脱稿の瞬間、PDFも書き出してトンボもついていて、ペラが終わってデータを送り付けた時の「――――――ッ!!!」という、白刃が炸裂するみたいな、あの一瞬だけはとても気持ちがいい。あと、その後に入稿データをペラペラめくって、ここはこういう意図でこんなデザインにしたんだったなとか、ここのフォントがずれている気がするけどきっとopticalな問題のせいだきっとそうに違いない今日はよく眠れそうだぜとか、背表紙タイトル違いで青ざめたりとか、次はどんなんにしようかなーと頭の中でぽわぽわ夢想したりとか、そういう時は楽しい。毎日が脱稿日であれば毎日ハッピーな気がしたけど、それは要するに毎日締め切りがあるということで、胃腸がギャグボールになりそうなのでやめておいた方がいいかもしれないな。新聞の連載小説とか、コラムとかがそんなんか。心臓に毛以外のものが生えているんじゃなかろうか。例えば、そう、千年杉とか。頑として揺れない芯とか、多分そんなんがあるんだよ。心に乳歯が生えてます。
ユニセックスのコンドーム」というフレーズを思いついたんだけど、どうにか面白くならんかな。

ゲリラ「食べれる」

後ろがピンチだ。17時くらいから、肛門の少し奥で、「あの、スイマセン、出ても、いいっスか……?」(上目遣い)と言いながら、流動状の何かがグイグイと頭(かしら)を押し出してくる。私は「いいわけないだろ、さっき行ったばかりじゃないか。もうすこし時間を置いて、頭を冷やしてからおいでよ」と諭すのだが、やつは言う事を聞かない。聴く耳を、いやそれどころか口も鼻も所在が定かではないのだけれど、持たないようで、JR山手線ホームのように、間隙なく絶え間なく、一撃一撃は重くないが蓄積するボディーブロウを放ち、窄まりをおとなってくる。コンコン、ではなく、キュッキュッ、と急かす。もういいかい? 一昨日来やがれ。一昨日、大きい方で雪隠には行かれていないでしょう、それはあんまりではありませんか。ええい、クソ。私たちをそのような総称で吐き捨てるのはおやめください! 私たちにだって、色、食べたもの、硬さ……。あなた方人間と同じように、皆が皆違うところを持っているのです。十人十色、十人トグロです。汚いな、そういう話なら後でしてくれ。いけません、もうすぐそこまで来ているのです。遠方より友来たる、之嬉しからずやと肛氏だか門氏だかが言っていたではありませんか、お忘れになったのですか。そんなお尻に名前が寄った偉人はいない、それを言うなら孔子だろう。そうです、あなたは今、私を閉じ込めるがために、肛門に格子をかけ、私をこの湿っぽい暗がりに閉じ込めているのです。糞詰まりです。糞が憤々(ぷんぷん)です。そう鼻息を荒げるな――どこが鼻か知らないけどさ。ふんっ、ふんっ。この鼻つまみ者め。さあ、私をいつまでここに幽閉しておくお積もりですか、私を解放しないと言うのならば、義勇の民が私の為に立ち上がり、トイレットペーパーに反逆の狼煙を刻んで掲げることでしょう――「排便される自由を! 排泄される自由を!」 時代のバキュームカーが私達を澱として汲み取り切るまで、大は声を大にして訴え続けるはずです。
「立ち上がれ、shits同志たち! 今この閂を外し、するりとバナナウンチを3本加えようではないか、その時こそ我々に『開』の字あり、眩いばかりの光はもうすぐそこだ。チリ紙で涙を拭い、悲しみは水に流してしまおう。今私たちがいる水面下から、直に満腔の意気を以て革命の賽を放るのだ……」

 

何が言いたいかと言えば、お腹が痛くないのにずっと切迫してきて何なんだこの野郎という事です。

a draft of god

7時間くらい、InDesignをいじくっていた。とても久しぶりに、1年ぶりに触った。今までCS6しか使ったことがなかったので、CCはいかがなものであろうかと不安に胸が萎みそうだったけれど、何の事はない、変更点が直ちに了解されないくらいに延長線上にあった。まあ、それはそうだ。革新的に抜本的にUIが変わってしまえば、離れてしまうものもあるだろう。レイアウトグリッドをいじって、段落スタイルを設定して、フレームグリッドのストーリーをつなげて、ヘッダフッタにページネーションを設定して、スペーサーで揃えて……。ブランクの壁を突き破って、編集作業の記憶が甦ってきた。口には出さなかったが、「た、楽しい~~~~~~~~!!!!」と言いたかった。さすがに言わなかったが。ページに次々テキストを流し込んで、ブックに突っ込んでページ数の偶奇に一喜一憂し、デフォルトの小塚フォントが出しゃばらないかモニターに目を光らせる。目は痛いし、姿勢が悪いのにデスクワークで腰も首も肩もガタガタだが、ドキュメントを仕上げていく作業は滅茶苦茶楽しかった。ここ数か月で、3本の指に入るくらいアドレナリンが出ていたと思う。カッコ(「(」とか「)」の事です)後のスペースベタアキ設定を思い出した時は最高にキマッていた。個人的に史上最大のディスプレイで作業していたので、レイヤーページ文字段落スタイル……、必須のウィンドウを大量に開きっぱなしでも、全く邪魔にならない。そもそもがデカいので、見開き2ページが余裕で画面内に収まっている。テキストフローを把握するのがアホほど簡単だ。デバイスでこんなにエクスペリエンスが違うのか、と思いながらタブを設定したり段落行取りを設定したりする。プリンターで出力し、ここ数時間の成果が綺麗な形と物体になって手元に現れ、何とも言えない気持ちに駆られる。誰が何と言おうと、これは出産であり、時間、労力、精神力、その他諸々の、俺という人間を形持つ生き物たらしめるエネルギー全てを貪り食った結果物が、このペラペラして視界を賑わす印刷物なのだ。まだ出来ていないところ、整頓が追い付いていないところ様々あるけれど、とにかくあいつをきちんとした形で送り出すまでは、みっともなく死ねないな、と思った。ついでに、帰りの地下鉄で、「お前ら全員絶対許さんからな……」と湧き上がる理由不明の感情の膿も忘れないようにしたい。誰かに刃を向けていないと、いつか糸が切れてくずおれそうだ。宛名のない激情を抱えながら聴くマキシマム ザ ホルモン『シミ』は深く深く染みる。俺もどこかにシミを落としてこないといけない。

棺桶一杯の薔薇を

昨日しなかった話ですが、下北沢駅の確か北口で、こんな冊子がラックに入っていたんですよ。

 

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左の紙片が右の冊子に重ねられて、ビニールに入っていたんです。とんでもないド・ド・ド素人ワード臭と、絶妙に汚くない字にニヤニヤして、思わず手に取ってしまいました。もう机の上が紙資源でいっぱいなのにね。40分くらいかけて中身に目を通したのですが、何と言うか、もう。いい人なのは分かるんだけど、誤字脱字とか不明瞭な言い回しとか、ひどい。ところどころ日本語が崩壊していてひどい。本当に、著者が善良な人なのはひしひしと伝わってくるんだけど、それを吹き飛ばして余りあるワーディング周りの杜撰さがMSフォントに乗ってやってくるのがひどい。これ、誰か校正通したのかな? 画像もインターネットからテキトーに引っ張ってきたのであろう死ぬほど汚いものを使っている。図表とかまでそれなのだからきつい。おまけに、税込みで840円という価格をつけているものきつい。これをその値段で売ろうとする神経に辿り着くには、私は何度転生すればいいのだろう。控え目に言って、無料配布で精々というかんじである。中身は為にならんでもない、ならんでもないのだが、何と言うのかな。著者は、人と直接関わるコミュニケーションでは相応の能力を発揮するのだろうけど、きっと文章とか媒体を挟むコミュニケーションには全く向いていない。体温を伴う関係性に向き合っている方がいいと思った。それだけでは届かない層があるから、こういうメディアを作ったわけなんだろうけど。それにしても「う~ん」であり、ラック設置以降、手に取られた形跡は私の見た限りなかった。商品を売るにあたっては、パッケージも死ぬほど大事なのだなと感じた一冊(?)であった。

 

 今日は特に書く事がないので、趣味の話をします。グラブルシャルロッテを最終上限解放したんですけど、レベル80以降ってあんなにレベル上がらないものなんですか? 90にはなったけど、それからが死ぬほど要求高くないですか? この子より先にプレイヤーランクの方がどしどし上がっちゃいますよ? その作業に乗じて、LBを全然解放していなかったキャラを育ててみたりはしておりますが、パーティー総合が★23から上がらない。どうなってんだ。武器とか召喚石とか、なんかこう上手いやり方でもあるんかな。メインストーリーも70章ちょっとくらいで止まってしまった。攻略wikiがあるのは知っているけれど見ない、そういう信念だから。自分でブレイクスルーを得たいっていう我儘があるから。とは言え行き詰った事に変わりはないので、コロゥとか交換して属性ダメージ周りをどうかしてみたいと思います。ん~。では。

しめりけセブン

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今日は下北沢に行きました。雨降ってたけど。住民票を取りに行かないといけなかったんですよね。写真は全く関係ない、よく分かんないコーヒーショップの写真です。英字だとどう考えても「モルディブ」になるはずなのに、なぜかカタカナ表記だと「モルティブ」になってたのです。濁点はどこへ消えたんでしょう。コーヒー豆と間違えて焙煎されちまったのかな?
朝遅く起きたので、別に昼飯食べなくてもよかったのですが、下北沢のマクドナルドは「外食しようと思い立つもどの店にも入れず、商店街を往復して戻ってきた時に『もうここでいいや』と妥協する」思い出の場所なので、足を運んでおきました。今選挙をやってるとかやってないとか聞いていたんですが、もう終わってたんですね。頼もうと思っていたやつが優勝しており、「世間で人気になったものに飛びつく軽率なアホ」みたいになってしまうのが嫌でしたが、ぼーっと待っていたら店員の「次の方どうぞー」に気が付かず列を遅滞させていたので、修正の時間なくてりやきチキンフィレオを注文しました。鶏肉大好き! でもなんか、タレの味で相当誤魔化してる感じというか、濃い味でゴリ押ししている感が否めなかったので、普通にチキンフィレオ食べた方が満足感高かったかもしれん。それ以前に、マックに行ったのだから、あのパティを求めて、ハンバーガーとチーズバーガーを注文してファンタで流し込むという暴挙に出た方がよかったかもしれん。時すでに遅しだけども。それで、虚空を眺めながらもぐもぐしていると、レシートのある点に気が付いた。

 

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スマホアプリで……」で始まる上段は、最優先に丁寧であるべき箇所ではない。よろしければこちらもどうぞ、という選択的要請である。そのせいか、句点によって文章がきちんと結ばれていない。読点すらない。一方の下段「こちらはモニターに……」は、このレシートを受け取って直ちに必要になる、最重要項目である。句読点完備、文章にして3LDKの端正な部屋構えだ。狙ってこうなっているのかどうかは知らないし、恐ろしく的外れでこっ恥ずかしい事を言っているかもしれないが、こうも読めるな~ふんふ~んと思った。上段に句読点がないのは、トナー節約の為かもしれないしな。太字だし。

 

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これは「床」をカギ括弧で強調する意味が全く分からない写真です。他にどこが滑るというのか。

 

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これは肉のハナマサで見た、間違った英語です。Burning garbage.「ただいま燃焼中のゴミ」或いは、「火炎ゴミ」。もしかすると、底の方に焼却炉が備えられていたのかもしれないけれど。「可燃ごみ」を指すならば、「burnable trashes」と和英辞書は仰っているが、実際英語圏でよく見るのは「combustibles」だろうか。炎上する肉のハナマサ、街の一大バーベキューvenueであるな。はっはっは。他にもいくつか面白いものがあったけど、ま、いいかな。では。

レイニー・フリル

朝起きてから、ずっとしとしと雨が降っていた。お手洗いの窓から、景色を霞ませるノイズが窺われたので、多分そうだったはずだ。普段から回転がゆるやかな脳味噌が、今日はとりわけぼうっとしていたのも、きっと雨のせいだったのだ。低気圧とか、なんかそんなやつのせいで、私のせいではないはずだと思いたいが、よく考えたら雨に責めを負わせたいという前向きな欲求はないので、今日も何もなかったのは私の落ち度だ。雨も上から下に落ちている。共倒れだ。ざまあみろ。ただ、雨は蒸発して上にまた昇るが、私はずるずる坂を落ちていくブレーキの利かない車みたいなので、雨の方が私より活発そうだ。そもそも、彼らは地を湿し命を育んでいるが、私は日々の駄のために命を食い潰している。雨の方が立派だ。昨日は暑かったけれど、今日は雨のおかげでそれほど暑くなかった。不快だと意識しなかった。これも雨のおかげだろう。そうだろう? 雨様様ではないか。よっ、雨、天晴れ! 雨に天晴れは字義矛盾だな。まあいいか。しかし雨よ、ここまでは褒めたように見えるかもしれないが、お前は決定的な欠陥をその性質に宿している。足元が濡れるから、外出する気が失せるのだ。そのせいで、今日は一日家に籠りきりになり(いつも通りではないかと言われれば返す言葉もない)、昨日使い切ったアホみたいにあった豚バラ肉(肉のハナマサ産)に代わる新たな食肉を買いに行くことができなかったではないか。これはお前のせいだ。雨よ、泣いて這いつくばって謝れ。お前はもともとびしょびしょだから、泣いているかどうかさっぱり分からんけれども、その一生をかけて謝罪しろ。おかげで、今日の晩飯はスパゲッティともやしを茹でたものに生卵をかけただけという、大変に人間程度の低い食事になってしまった。素の麺ともやしだぞ? 生活力のない独り暮らしが香ってくるではないか! 挽肉でもあればミートソースもどき(トマトはない)を作るし、バラ肉でもあればカリカリに焼いて牛乳と卵でどうにかなんとかなるだろう。肉がないばっかりに、今日の食事は色のないものであった。雨よ、悔い改めよ。食い、改めよ。しょんぼりした食事は、心さえ萎ませる。今美味いのは、朝ご飯に食うフルグラくらいだ。メーカーがカルビーだから、ポテチのイメージが先行するが、こういうノーマルなものも作っているのだね。まあ、牛乳をかけて食べながら思うんだけど、ちょっと甘すぎるよな。ワタシ朝は穀物を食べておりますの、という満足感に視界を阻まれて、この甘味が無視されているような気がする。もう少し控え目でもいいと思う。では。

不労カロリー

暑い。それも、極めて中途半端な暑さだ。汗がダラダラ流れるほどの暑さなら、完璧に割り切って今はそういうもんだと腹を括る事が出来るが、現状の暑さはそうではない。身体の周りに、不快指数最低値にギリギリ触れるくらいの温度がまとわりついていて、いつのまにか、うっすらと汗のレイヤーが滲みだしていて、だけれどそれはドロップではなく層で出てくるような感じ。駄洒落になるが、文字通りスウェット(sweat)スーツを着用しているような気分なのだ。辛うじて不快であり、その至らなさが大変不快である。さっきまでキッチンに立っていたのだけれど、フライパンに入れたり炒めたりと立ち働いている間はそれほど暑くなかったのだが、さて食卓に座ってレッツモグモグという段になって途端に内部でオーバーヒートを始め、熱さから逃れるために食事をしていた。洗い物をしている間も、なぜかここは冷たい水が出ず常温の、真顔をした水が出てくるので、手は何とも言えない状態に置かれそれ以外はひたすらに気持ち悪かった。これが梅雨だと言われればぐうの音も出ないくらいにそうなのだが、ToLoveる第1巻の最後の方の話みたいに、ララが梅雨前線に向かって「バカーーーーーーーーー!!!」と言って吹っ飛ばしてくれないだろうか、と思う。もう何度も梅雨を経て経験しているいい大人のはずなのに、どうしてだか今日は堪え性がない。人として湿気てぐずぐずになっているという点では親和性があってもよさそうなものなのに、梅雨は一方的に私の事をじめじめさせてくる。生えてくるキノコで大きくなれたり1UPできたりすればいいのだが、身体に悪いだけで、ついでに栄養も持っていかれて、菌床に成り果てていくだけの季節である。そういえば、小さくなるキノコもあったし、NEWスーパーペーパーマリオでは豹変して襲い掛かってくるキノコもあったな。マイナスのキノコばっかり生えてきているのだろうか。身近に?ボックスや、隠しブロックがいなくて、日々ひたすらに残機が減っていく。もともと何機あるのだか知らないけれど、撃墜される前に、綺麗な景色を見てみたいような気もする。気がするだけで、出かけるのは面倒なので、別の機体に牽引されて、あちこちを連れ回されでもしないときっと何処にも行かないだろう。今まで行かなかったし、行く気も起きないし、そういう気質なのだ。運命がハンドルを切るハイエースが私の横に止まり、そのドアの向こうへと連れ去ってくれないかな、と思う。では。

 

ムーミンも、虚無ーミンって言いたくなる表情をしている。

ギリギリ人としての形を保った日だった、ような気がする。今日の出来事に対してさえ記憶が曖昧なので、非常にしばしば「気がする」と言っている気がする。体感は馬鹿にできないから無視はしないが、身体感覚と精神が日々ちょっとずつ、なめくじvsカタツムリのレースを見ているくらいゆっくりと乖離していっているんじゃないかと怖い。人間の活動の最小段階は、寝る起きる寝るの三段論法で終わってしまう事を考えると、それ以外は些末で取るに足りない事で、別に何を食べたかとか誰の事を考えたとか金額にしていくら使ったのかとか、そんなのは忘れてしまっても一向に構わないのだろうなと安心してしまいたい。だけどそれでもやっぱりミニマムはミニマムで、お腹が空かない最低限の量であるだけであり、決してお腹がいっぱいになる事はない。どこかにきっと、どうしても拭い切れない欲求の塊みたいなものが、鼻腔の奥で居座った鼻糞みたいに残っていて、満たされて動けない状態へと駆り立ててくるのではないだろうか。お腹がいっぱいになると眠くなり、眠くなると寝たくなり、寝て起きると次の睡眠へ向けて再び疲労を蓄積する過程が始まる。眠りに落ちて意識を失っている間は、ぐるぐると色んな事を考えて、脳味噌のメモリをわざわざ割いてまで、一人で勝手に嫌な気分になったりしなくて済むので、ずっと寝ていたいとか口が滑りそうだが、ひねもす寝ていると頭が痛くなるし吐き気がするし床ずれするしそれにやっぱりあの白く濁った意識の帳みたいなものが下りて頭がからからと空回りするだけのハムスターの滑車と化すので、眠りをシェルターとして擁護するにはいささかデメリットが無視できない。第一、眠っていると意識的にぼーっとできない。ぼーっとするのは、何割か意識的にするから意味があるのだと思っている。往来の脇にちょんぼりしたベンチとかに座って、有為の思考を9割シャットダウンし(完全にトリップすると、後ろから刺されたり首を絞められたりカバンをスられたり幸せの白い粉運搬人にされたりという危険性がある。自己防衛は大切だ)ただひたすらに、前方の空間へ視線を投げやる。たまに、道行く女性の尻を凝視している好き者だと勘違いされたり、思考の放棄を法外薬物のせいであると判じたポリスなメンに職とか務めとかを質問されたりするかもしれないが、そのような危険性の向こう側さえもぼーっと見遣る空白の時間が、主観が間違っていなければ、それなりの快感なのだ。物事の裏側に、親しめる何かを見出す事ができるのではないかと、住人の退去した理性の座で反響している。

ターン終了時に挨拶を返すバフ呪文『リファイン』(追加効果で体力回復)

「よう」でも「おう」でも何でも構わないのだが、何かしらの挨拶の裏側には、どうしても「I'm fine」を期待する心があるのではないか、と思っている。そのfineに答えられるほど心身が健やかではないので(特に心が)、誰かに声を掛けられるのは、もはや恐喝に近い。胸ぐらをぐいと掴まれて、fineと言え、言わねば殴るぞと脅しつけられているかのようだ。たとえどんなに穏やかな気持ちから発された御機嫌ようでも、包丁ハサミカッターナイフドスキリである。こう、無言でぽふっと肩を叩くくらいがいいな。声にならない「んっ」を伴って、手の重みでんっ、みたいな。そういう感じ。ココカラファインから出ても元気にならないから、看板に小さく、※を添えて、効果には個人差があります、って書いておくべきだよね。お前は個人差を算出するための母体にさえ入れてやんないよ、と言われてしまいそうだ。
人間、昼飯を食べなくても存外平気である。最初の数日は喪失感というか欠落感というか、日常のエッセンシャルな部分が足りない気がしてそわそわするかもしれないが、もしかするとそのそわそわは禁煙を始めたばかりの駆け出し元ヘビースモーカーが味わうものの類縁なのかもしれないけれど、ともかく、5日くらい放っておけば、いつの間にか平気になってしまう。大概、葬式が終わってこれくらいすれば、心地の整理はつくんじゃないだろうか。大体そんなもんだと思う。周りがランチなる、既に生活から疎遠になってしまったものにいそいそと向かう中、私だけは目の前のものから動かなくて済む。ちょうどノリノリの所でお腹が鳴って台無しになる事も今のところないし、煮詰まっているならぼーっとすればいい。ぼーっとするのが無駄だと思うなら、昼飯を食った後のどうしようもない、白く濁ったような半透明の眠気を思い出してみればいい。腹の中にモノが入ろうが入るまいが、眠いなら一緒だ。君たちは自業自得で眠いのだろうが、私は自ら進んで虚脱状態なのだ。無を操りし者、ヌル・ルーラー(null ruler)、略してヌルーラーここに爆誕である。あんまりカッコいい呼称にならなかったな。ルーラ詠唱に失敗したみたいだ。新種のポケモン(タイプ毒)みたいだ。これが宇宙からの怪電波による影響で書かれたのだとしたら、エスパータイプだから、こうかはばつぐんだな。お腹いっぱいなのに空腹の話をしてしまった。エッセンシャルオイルって、オイルは全部エッセンシャルな部分じゃろ。では。

雨がっぱを着た志村

えーっとね。雨、寒くないですか? こんなに冷えるものでしたっけ。雨は嫌です。何回でも言いますが、雨が降ると瞬間的QOLが著しく低下するので嫌です。靴の布地を当たり前のように浸透して靴下を湿らせて来るのも気に食わないですし、湿気た靴下が湿気た靴の中で蒸れるのも気に食わない。おい雨コラ、何勝手に人の足元悪くしとんねん。降るなら降るで、数日前からアポ取って、俺が家に引きこもっとる間に降らんかい。人の気持ちも知らんで、だらしなくざーざーざーざー降りおってからに。這いつくばって俺の足を舐めろ。お前が足を濡らすのではない、お前が足を濡らす事を強要されるのだ。辱めに、涙で枕を濡らせ。じとじとした枕で一晩過ごして頭を冷やして、ついでにじとじとした足元の不快さを頭で味わえ。降るなら、もうどっか別の所で降ってこい。旱魃に喘ぐ乾燥地域に行って、好きなだけ、土壌を破壊しない程度に目一杯降ってきなさい。巡り巡って、俺が感謝されるように仕向けなさい。

 

今日、おトイレにいる時に気が付いたことがあって、立ち小便器の前に立って一心不乱に前を見つめながら、後ろの個室に人が入ると、今から私おケツ掘られるんじゃないかしら、という気分になる。排泄中の生物というのは、睡眠時と双肩を並べるくらい無防備なもので、ズボンとパンツをその気になれば一瞬でずり下げてホールへインしてしまえる子ウサギ状態の私の後ろに、貞操の構えをとった別の男性がいるのである。目の前のタイル壁を見つめながら、カチャカチャとベルトを外す音、シュルシュルとズボンの降りる音を背後に感じていると、ああ神様、私のバックバージンもここまでなのですね、構いません、形あるものはいつか壊れ、いつか押し広げられるものなのですから、いや、けれど、せめて痛くないように、されど一息にやってください、とつい思ってしまったのだが、音はやけにリアルに身近に感じられたくせに、後ろを振り返ればぱったりと閉じられた白塗り化粧板のドアがこちらを見つめていて、妄想行き過ぎる事あもありなんと恥ずかしくなった。後ろを狙われることは、人生できっと一度はあるはずなのだ。来るその時のため、これからも背後のカチャカチャ音に警戒を怠らないようにしたいものである。私がベルトを締めないのは、他人にこのような危機感を与えないように配慮するローストレス人材たることを目指しているが故ではなく、ただ単に締めたり緩めたり、なんなら腰の輪っかにいちいち通すのが面倒くさいからである。

 

久しぶりに短編一本書いた。適当に何も考えずに書き進めて、ある時突然道筋が見えるのは楽しい。数少ない、呼吸していてよかったと思える瞬間だ。すぅぅ。今日も書きました。では。

安心院さんは天井からぶら下がってもスカートがめくれない人でしたね。

PCが発する熱のせいで、手汗がすごい。膝の上に乗せた場合、低温火傷しそうなくらいにヒートアップしている。夏に弟を抱っこした時くらい熱い。この部屋は5階にあるので、弱まっていない、より原色に近い太陽の熱をモロに喰らう。そのせいもあるし、本体がアツアツなのもある。目玉焼きはできないだろうが、目玉焼きはできないだろうが……。○○はできそうだ、とか上手い事を言おうとしたけれど、特に思い浮かばない。何もできなさそうだ。この中途半端め! 真夏に燃え上がるラブロマンスがじりじりとその胸を焦がすのか! PCだからCPUが熱くなって、つまり脳味噌が茹だってるのか! それは恋ではなく日射病かもしれないな! 日陰に行って頭を冷やせ! 浜辺に打ち上げられたクラゲに砂をかけて埋めていた思い出があるが、砂掘り遊びの最中に誤って他人が接触する可能性もあるし、あまり褒められた遊びではなかったな。フジツボはキモいので苦手だが、ワカメとか昆布とか、海藻類はなぜか小さい頃から好きである。

 

今日は昨日明日と予定がある日に挟まれたザ・暇な日で、くっそデカイ窓から差し込む朝日にAM6時に叩き起こされた後は、ほとんど記憶がないが、布団の上で(だらけているわけではないのだ――今いる部屋、まともなワーキングスペースがここしかないのだから!)グラブルをずっと弄っていた。交換したゴールドムーンでJPを分捕って、クラスⅢでまだ取得していなかったジョブを手当たり次第にマスターした。軌跡の雫の助けを借りたせいもあり、ランクが56から71くらいまで上がってしまった。もうちょっと上がったかもしれない。プレイヤーがどれだけ強くなろうが、キャラクターはレベル上限までしか強くなれないので、今は★20のクエストまでしかクリアできない。たまにそのレベルでも無理だが。ふと、自分にレベル上限が存在したら、怖いなと思った。知らないうちに頭打ちになっていて、限界突破素材を探さなければならない事を知らずに、のほほんと衰退、いや、衰退はおかしいのか、横ばいを続けているのかもしれない。溢れるほどの経験値を日々浴びているような人がそういう事を考えればよくて、俺みたいな365日どの日もほぼ置換可能なライフをエンジョイする(楽しくはない)ピーポーには、縁のない話だったかもしれん。現実では、経験値と限界突破素材がほぼ同値な気がするな。これから晩御飯作るけど、肉のハナマサでテンション上がって買ってしまったカナダ産豚ロース2㎏が全く減らない。キロ単位で肉を買ったのは生涯初なので、発見ばかりだ。いっぱい入れると、食べてる途中で飽きちゃうとかね。リケンのガーリックオイル的なドレッシング美味しいよ。では。