2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年をどうにか振り返ろうとしてみると、前半はなんかあった気がするのだが思い出せなくて、後半は遊戯王ということになる。DCGで触り始めた熱がある山場を越え、かつてプレイしていたという友人を誘い出し、ずるずると坂道を転げ落ち、本棚に加えてストレー…
特に書くようなことがない。本を読むにしろ何かを勉強するにしろ、精神活動に必要とされるのは疎外と静謐なので、意識を孤立させることができない場合は滲出してくるものがない。ということで山椒魚戦争はそれほど進んでいないのだが、おもしろい本であると…
帰省時のおもちゃとして『アーティチョークなんて大キライ!』というカードゲームを買っていた。昨日からちまちまやっていたのだが、めちゃくちゃ面白かった。場のカードを拾って、そこに書かれた効果によりあらゆる手段で自分のデッキからアーティチョーク…
実家に帰省した。帰りの新幹線の中でチャペック『山椒魚戦争』を読み始めて、今の所山椒魚がどこで出てくるのか分かっていないが、おもしろい本であることは分かる。これは岩波文庫版だが、訳者がいいのか、小説の文として読みやすい。巻末なのが惜しいが、…
今日はまともな日だったかもしれない。いつぶりか分からないが、とんかつを食べた。直近でとんかつを食べたのがいつか、思い出せるだろうか。私は思い出せない。カツサンドを食べないし、揚げ物を食いてえと思うこともないし、どこまで遡れるだろうか。何か…
チャペックの英国旅行記を読み終わった。あんまりおもしろくなかった。読むに堪えるが楽しくない。ところどころに独特のユーモアが顔を出していて、おやっと思うのだけど、退屈な翻訳に押し潰されてそのまま見失ってしまう。戯曲だから、というのもあるかも…
安岡章太郎『舌出し天使・遁走』を読み終わった。どっちもおもしろかったと思う。具体的にどう、ではなくて、乗り心地というか、喉越しというか、列車にゆるゆる揺られていて、風景が移り変わって、ああ、なんか終点に着いたわ、降りるか、こんな感じである…
寝起きが悪かった。はて。やはり人生には依って立つべき、なんか目標とか生き甲斐とか、そういうものが必要なのだろう。ない。洗濯をしようと思っていたが、起き損ねたので、明日の夕方にでもまとめてやる。髪のボリュームがうざったくなってきたので、帰省…
寝起きが悪かった。最近眠りもちょびっと浅いのだが、原因は寒いから、ではないかと疑っている。なので、風呂に入った後、押し入れのどこにあるか分からない毛布を引き摺り出してくるつもりである。意識にテキストが滲み込んでこないこと甚だしく、やろうと…
本屋に行って本を買った。新刊コーナーを「うるせ〜〜〜」と思いながら通り過ぎているうちは、私は孤独な人間のままだろう。開高健の文章を頭の中で反芻し、まだ読んでいなかったカレル・チャペックの本をいくつか買った。こういう時に岩波に入っていると、…
やたらと眠かった。ので、さっき少し眠った。少し眠ろうとしたらかなり寝てしまった。本を読む時、手がかさかさなのでページと仲良くできている気がしない。自分の価値を証明する行いに興味がないので、自分にその飛沫がかかる形で観測してみると、めんどく…
一年のうちでも有数の悪い寝起きで、ずっと頭がぼーっとしていた。今日は特段言うことがない。言うことがない日々の中でも特に言うことがない。言うことをひり出さなければいけないのは分かっているのだが、この白い泡みたいな、天蓋みたいな、意識に覆いか…
唐辛子をたくさん入れて、結果としてもったりしたマヨネーズになったそれをつけて肉を食うということをした。真っ赤マヨネーズだけで食うよりも、肉の方にもある程度の味らしいものをつけないと、何かの詰め作業のような気持ちになる。夜に洗濯機を回すと、…
空気の冷たさに思わず身体を強張らせてしまうような、夕方以降の空気である。左足薬指が腫れているのは、リンパが詰まったとかの他に、しもやけ的な症状の可能性もあるなと思い当たった。そこまで部屋の空気が冷たくはないはずだけれども、そう思っているだ…
ぽけーっとしていたら一日が終わっていた。一週間、下手をすると二週間くらいこんな調子だ。特定できないのは、ずっとぽけっとしていると人間性が融解し、日日の区別がつかなくなるからである。金太郎飴はどこを切っても同じ、とは言うが、一端ともう一端と…
流しの、調理に使っている部分のステンレスは茶色く、元々の色が茶色だったわけでは無くて掃除をさっぱりしていないからそんな有り様なわけだけれど、今日の私は、なんか汚いね、と思ってメラミンスポンジで掃除をした。ステンレスとはこんなにぴかぴかした…
ぽけーっとしていたら一日が終わった。冷蔵庫の中が乏しいので、買い物に行こうかな、だるいなあ、と考えた結果、だるいので行かなかった。本が散らかっているくせに本を読むわけでもなく、呆けている。また観たくなったのでラーメンズのコントを順不同で流…
流れているラジオで、テレホン人生が60年も続いていることを知り、覚えている相談内容を振り返って何とも言えない気分に浸っていたところ、今日の相談内容がものすごくてひょえ〜〜〜〜と思った。それについては、詳しくは調べてみればすぐ出てくるのではな…
行ってみようかなと思っていた店のランチに出かけていったら、店内設備のトラブルで営業していなかった。はて。そのままふらふら歩いて、帰省の新幹線切符を買い、やることがなくて心があくびしているのを感じながら、パン屋で3つ買って家に帰った。指が切…
鶏ハラミを食った。うまい。前に焼き肉屋で食ったハラミはこれじゃないなと思ったが、ハナマサのハラミがうまいだけなのか店のやつがハラミ気味の他の何かだったのか。厚い本のページをめくっていると、本を読んでいるという感じが出て、ちょっと気持ちいい…
ぼけーっとしていたら一日が終わっていた。里芋を天ぷらにしてみよー、軽い気持ちで取り組んでみたが、普段天ぷらなど作らないので、粉の包装を斜め読みし、水と卵と勢い目分量のおそらく小麦粉を適当に混ぜ、里芋は洗ったとはいえ表面がぬたぬたしているの…
百均に行き、掃除道具としてビニール手袋、メラミンスポンジを買った。どこを掃除しようというつもりはなく、ただ「掃除しよう」という気持ちだけで買った。棚を見ながら思い出していたが、かつてセスキを買ったのだった。IH調理器を一回撫でて、それで終わ…
ペヤングのニンニクMAXだか、クサイウマイと書いてあるやつが安売りに出ていたので、買ってみた。かやくを開けた時の匂いは確かに、1kgくらいのにんにくをみじん切りにして油で揚げている時を思い出すパワーがあったが、肝心のソースと混ぜた後の味が、なん…
ぽけーっとしていたら一日が終わっていた。寒いようなそんなに寒くないような、冬とそうでないのとを行き来している天候だ。遠藤周作の本を読み終わり、終盤に断片的に思い出していたことだが、後々、大分軽い読み物というか、悩み相談みたいなものだったと…
そろそろ寒いんじゃないかと思って外衣の裏地を着けて外に出たが、まだいらない、まだ暑いと思うくらいの気温だった。どれくらいになると必要になるのだろうか。耳がもげるくらいか。北海道以北、そこまでも行ってなくて最大は福島だが、それほどの厳寒を体…
ずっと目の前を通り過ぎるだけで、気にはなっていたが行ったことのなかった店に行ってみた。なかなかよかった。二人とも酒を飲まなかったので、会計もまあ納得のいく範囲で収まったのもよかった。少し離れたところで始まった何かしらの忘年会で、愛人のうん…
読んでいる遠藤周作の本に、愛欲肉欲に関する文章? 内省? 省察? 省察だろうか、があって、なるほど結構納得するものがあった。そういうことにしか私の理解は動いていないのではないか。アホなのかもしれん。手の指先であったり、足の指先であったり、自分…