他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ポップと真顔

家を出て、空模様が布の緩衝材、えいごであそぼのケボみたいなグレーだったので、スマホを忘れた事も思い出して引き返し、玄関口で天気予報を調べた。途中で雨が降り出すが、19時には止むとの予報だったので、いけるだろうの精神で出発した。午後、窓の外が白く汚れるくらいの雪が降った。全然積もらず、溶けてびちゃびちゃになって、後に続いた雨のせいでその惨状たるやなんともまあであったが、雪を見たのはいつぶりかと言おうと思ったら年末年始に帰省した時、田舎で弟と雪合戦をしていたのだった。しかし、あれに比べると今日のあれなどゴミみたいなもんであり、でも気温はばっちり下げていったので厄介なやつだと思った。昨日か一昨日か忘れたが、やっぱり昨日だった気がするな、買い物のついでにジンジャーエールを飲みながら帰った。甘いジュースよりのジンジャーエールではなくて、CanadaDryとかが書いてある、生姜の辛さがたくましい方のジンジャーエールを。パブとかで頼むと、こっちの辛い方が出てくる気がする。イギリスのどっかのパブで飲んだジンジャーエールがめちゃくそに辛かったが、あれはどこで飲んだのだったかね。炭酸は好きではないので、なんで飲んだのかはよく分からないのだが、ジンジャーエールは、色が薄い琥珀のようで、綺麗なので好きだ。体調にもよるが、あんな色のおしっこもあるし。朝はバナナだけ食って、なんかもうそれでいいやと思った。ご飯を食うのが億劫だった。精神がいつ異常をきたすものか、ふらふらしてどきどきしてはらはらしているのだが、自分でこういう風に恐れて警戒できるうちはまだマシなのかもしれない。どうなのだろうな。髪が伸びて、手で掴めるし、房を作ってアホ毛みたいにぴこぴこ遊ばせる事もできるし(これは私の髪が伸びた時の癖で、全く意味がないのだが遊んでしまう)、前髪が瞼のリーチに踏み込んできたので、散髪の時が刻一刻というか、刻半刻と近づいている。今の目盛り2つ前くらいの髪の状態が好みなのだが、残念ながら代謝のせいで体表を定常的に保つ事ができず、都度のメンテナンスを必要とされているわけである。案出しが白熱して帰りが普段より遅くなったので、店を探してうろついていると、時間は19時30分、緊急事態宣言に伴う営業時間短縮要請に応じている飲食店はラストオーダーを迎える時間であり、やけにミックスグリルを食べたい欲求を満たすはずだったファミレスもその時を逸していた。色々彷徨した挙句、松屋でシュクメルリ鍋を食べた。鶏肉に褒めるところは見つからなかったが、汁が異常に美味かった。ニンニクという概念の極北が詰まっている。あの汁だけ舐めて過ごしたい。