他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ピンクピンクサーモン

筒井康隆『霊長類 南へ』を読み終わった。まあすごかった。中国が誤発射した核ミサイルが米露に着弾し、そこから世界終末戦争が始まる話なのだが、そしてあらすじのこれがこの小説の全てではあるのだけれども、その密度とディテールが凄かった。人が死ぬ。梱包材のぷちぷちシートを捻って潰すみたいな、どんどんどんどん死ぬ。ミサイルによって直接死ぬ描写はなくて、恐慌状態に陥った人々が、電車や船舶や空港に押しかけて、理性を失った無秩序の中でただただモノとして死んでいく。潰されて死ぬしプロペラに切られて死ぬし轢かれて死ぬし落ちて死ぬし死んでもなお死体が肉と骨と血とエトセトラの混合となって混ざり合い踏まれて踏んだ人もそこに混ざる。人が死ぬという場面は、筒井康隆の小説の特色のひとつであるが、簡単にあっけなく人が人である事を失う状況であまりにぽこぽこ死んでいき、それが止まらず、死体が充溢している。そこまでの描き方が、手触りがあって想像できて、フィクションなのだがぎょっとする。実際に世界戦争が始まったなら、ああなるのかもしれない。もっとひどいかもしれない。ごんぶとの筋を滑らかに進める手腕に感服した。あとは、特に記憶に残る事はない。子宮ノックと5回くらい言ったかな。さっき、ザーメン灰皿というのも見た。文体・語彙レベルで判断すればまこと容れ難いものは多いが、単語の平面で見ると膝を打つものはある。それだけですが。書く事がなくなったな。洗濯物を干した。アタックの液体のやつが空になったので、粉末のなんかで洗濯したのだが、大家さんからもらったお歳暮的なやつだったかな、お中元的なやつだったかな、あれの紙袋の中に、お中元洗剤セットから抜き取ったような詰め替えパックがあったので、あれを移しておく必要がある。アタックの液体のやつ、白い灯台みたいな容器の、これはとてもいい匂いがするので気に入っている。香料がきついとぎょえっと思うが、アタックはちょうどいいところにある。粉末だといまいちパッとしなかったのだが、液体タイプだと何か洗い上がりの香りに影響するものがあるのかね。何か必要なものがあったはずだと頭の中を探って思い出した。はい。晩飯は、ピーマンが残ったままで、表面がしわしわになりつつあったため、よく分からんラー油で炒めて豚バラと食べた。よく分からんラー油は、納豆の入ったやつで、これはもう、納豆チャーハンよりも納豆の匂いがする納豆の存在を抽出したような油だ。鶏肉入りの方が、コンディメントとしては美味い。