他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

腹下し

特に言う事がない。周期的に言う事がなくなる。ちょっと前まで、独り言でしばしばI have nothing to say......と言っていたものだが、それすらも言わなくなったので、その言葉がその言葉通りになった結果そうなったわけだ。隣の工事が、今日はすごかった。夕方ちらと覗いてみたら、敷地脇に残っていたわずかばかりの壁さえ粉砕されていたから、おそらく今日で立っている構造物はひとつとしてなくなったのではないか。今日の何が凄かったかというと、地面をずんずんどつく衝撃が頻繁に襲ってきたところである。もしかして、基礎工事の部分もある程度までは破壊しているのだろうか。ずっとうるさかった。夕方になると終焉の狂騒は止み、水がびしゃびしゃする音しか聞こえなくなるので、後片付けをしているのだと思われる。あんな、こんな狭い路地でやりたくなかろうが。後には何が建つのだろう。壊す時は瞬間的にうるさいが、建てる時は継続的にうるさい。私の家がAV撮影スタジオとかでなくて本当によかった。そんな理由で安心する事があるとは思わなかった。言う事がない。捻り出したがなくなってしまった。ダーク・ジェントリー(以下略)を読み終わるか。あぁ、そうだ。主人公の一人が、ガールフレンドとの約束をすっぽかした際に言われた面罵痛罵がここ最近で最高に面白かったので、それだけ記録に残しておくか。

「リチャード、このさいはっきり言っときますけどね」彼女は言った。「どうせまた忘れたって言うんでしょう。よくもそんな厚かましく、腕が二本に脚が二本に頭がひとつなんて、人間みたいな格好をしていられるわね。あなたのやってることって、アメーバ赤痢も真っ青じゃないの。最底辺の赤痢アメーバだって、たまにはガールフレンドを誘って腸の内壁をちょっと走り回るぐらいすると思うわ。今夜さんざんな目にあってればいい気味よ」(強調引用者)