他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

如在

危うく書き忘れるところだった。たまに日常のルーチンからするりと抜け落ちて、そのまま寝てしまう事がある。別に書いた書かないで生死を分つ問題になりはしないのだが、やっておかなければ気持ちが悪いという、程度と言っていいのかそこまで染みた習慣というのか、になっているわけだ。近時は別に規定文字数まで書かなくてもいいとしたので、ますます圧迫感は薄れている。毎日何かしらタイプする事はしているから、各日の文字数をグラフにしてみれば、それが私のメンタルヘルスカレンダーになるはずだ。何年目か忘れたが、やっと健全な付き合い方を見つけたのかしら。綾小路きみまろの講演集、5まで聴き終わった。5は、とてもよいというのではないが、見るべきところはある。34は別に聴く必要はないと思う。網羅癖がある人は別にして。結論としては、綾小路きみまろを感じたければ、第一集を聴くのが正解である。私の意見だが、同じ事をしてもらえば、同じ結論になるだろうと期待している。あれが一番いい。長尺のコントに通ずる何かがある。神林長平『言壺』をちょっとだけ読んだ。表紙が白地で文字だけの、大変簡素なものである。これはすごい本だ。言葉のエロ本である。同系統というか、同じ志向の事は円城塔がやっているが、あの人は私には合わなかった。もう一回言うが、これは言葉のエロ本である。何か忘れているとむず痒い思いだったのを思い出した。如才無いの如才は、元々「如在」と書いたものらしい。