他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

円転ぷにょぷにょ

ある本を買おうと思って本屋に行ったら、その本を買うのをすっかり忘れて、他の本を5冊だか6冊だか抱えて出ていた。帰り道に、目当ての本を買いそびれた事に気付いた。巡り巡って、絵本っておもしろいんじゃないかというところに来た。児童文学論みたいなコーナーがあって、絵本売り場の奥の方にちまっとあるだけなので今まで全然気が付かなかったのだけど、面白そうな本とか雑誌がちらちらあった。ケストナーの小説タイトルそのまま、『飛ぶ教室』という絵本分野の雑誌があるのも知らなかった。原題をそういえば知らないので調べてみたら、Das fliegende Klassenzimmer、飛んでいる教室、まんまだった。原語でも字面がまんまだった。ドイツ語という感じがする。ドイツ語は、言葉はまあ簡単だが、関係代名詞が町内会バスツアーくらいの行列を成して押し寄せてくるので大変なのだ。「農協月へ行く」を思い出すな。中学生くらいの時に読んで、ガイドの人が(規制)されるところでびっくりしたものだ。似たような記憶は白夜行にもある。私の原体験って、あの辺にあるのかしら。カブを食べた。安かったから、いや、普段カブを買わないのであれが安いんだか高いんだか分からないけれど、買って、記憶に名前だけ残っていた出汁の含め煮にした。葉っぱと茎が長いし、皮を剥くのもめんどくさかった。それでも、出汁はうまかった。手間をかけるだけの価値があるかどうかは、各人の判断に委ねるが、無駄な時間にはならない。暑くなった。どうも春が精薄である。