他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

折る・折る・オルケストラ

相変わらず正体を失った日だった。毛布は洗った。さすがに必要ない気温になっている。湿った、毛皮色の化繊の塊は、何か気持ちの悪い物質のようだった。次に出すのは、11月か12月か。なんならタオルケットの方が先なわけだが。『尻の泉』という短編がいいなと思った。最後が好きだ。今は土葬をしないが、人を土に埋めると、埋めてすぐの土はぬくいらしい。これを不謹慎に拡大すると、じゃあ人を土に埋めて地熱発電だ! という事になるが、さすがにないんじゃないか。人類が溢れて溢れてしょうがないSFならできる。埋める用の人を生産するプラントがあったりする。人を生産するのに必要な熱量と、その人を埋めて生産できる熱量とでは、全くイーブンではなさそうだが。扁桃腺の腫れはまだ治らない。ついさっき、左肩の筋を違えた。メンタルがよろしくない方向にずれ始めてから、ノートに書き込む量が増えた。私の人間としての部分と、精神としての部分は、大体反比例の関係にあり、一方が落ち込んでいる間に他方が活発化する。活発化という言葉では少々贅沢に過ぎるので、活動数値が上がる。玄米茶を飲みながら、あらためて、まじまじと、何なんだこいつの味は、と思っている。けったいな味がする。けったいは漢字で書くと怪っ体だったような気がする。味なのか味未満なのか掴めない。近頃の食事で味が分かっていないのは、精神の停滞低調が原因か、あるいは、むしろこっちの方が時勢的にはありえそうだが、コロナなのか。はて。今までの食事でもきちんと味というものを理解していたかどうか自信がなくなってくる。どうだったか。一体何を求めてこんなに飢渇しているのか。