他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

スペースキーがないね

とにかく眠いしぼーっとしている。花粉症や蓄膿症がひどかった時、こんなんだったような記憶があるが、正直覚えてないので捏造の可能性が高い。小袋に分かれているポッキーを食べたが、私はトッポの方が好きである。色々理由を考えてみたのだが、チョコ→ビスケットよりも、ビスケット→チョコという食感の遷移の方がチョコレートを感じるというのがある。とにかく眠いのだ。気圧だか気温のせいだか、むにゃむにゃしていけない。まともな飯を食おうという意思も薄弱になっている。靄が、曖昧さが、惑乱が、振り子のように訪れる。あ、あれはニトリのステンレスピンチハンガーで、俺の使ってるやつよりサイズがひとつ小さいやつだな、とどこかの家のベランダを見上げながら、二階の出窓にぶら下げられたタオルとパンツを見ながら、薬物を決めたくなるのは、こういう精神状態の時なのだろうなあ、と何回目だか分からないが考えていた。アッパー系は、多幸感に罪悪感を覚えそうだから、ダウナー系がいいと思う。沈思して、沈死して、ぽこぽこと泡が出てこなくなるまで。現代は、翼は授けてくれるが、心に翼は授けてくれない。心臓に翼を生やすと、アメリカンなライダースレザージャケットのデザインみたいだと思う。親父がそんな感じのを着ていた気がする。これも捏造かもしれない。私がレザー製品を嫌いなのは、この反発なのか。忌避か。私は酒も煙草もできなくてよかったと思うが、できないので困っているところはある。私は溺れる、溺れ死ぬところを探しているのだろうか。ジャイアンは泉に落ちて取り替えられたが、私が落っこちるのは緑色でぬらぬらして死骸と藻がパチンコホールみたいになった泉だろう。頭の中で文章をこねくり回している時だけ、少しだけ醒めたような気がする。高い料亭の昆布出汁みたいに、すぐいなくなる。そもそも高いところで懐石や日本料理なんて食ったことないけど。人生の結論のひとつが、結局、マックはうまいだったりする可能性は十分ある。ハンバーガーはピザはコーラはうまい、という結論はありうる。あちらにできたニキビ、こちらにできたニキビと、ぽつりぽつり散発的に潰しているだけでは、総体の正体は分からない。でも私は、ニキビを潰して、鼻の脂を抜いて、そういうのが好きなのかもしれない。全然分からない例え話だ。文字なのか、声なのか考えた時に、ちぇっ、楽器のひとつでも覚えておくんだったなと毎回思う。咄(とつ)、というのが舌打ちの音を表す言葉のひとつらしい。咄嗟くらいでしか見たことはなかったのだけど。ため息をつくよりはいいのかしら。咄。