他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

血気衰亡

雨が降っていないのに、滴が垂れるような音がする。私の居住家屋か、近隣のそれにおいて、金属が温度変化で収縮膨張することによって軽微な音を発しているのではないか仮説を唱えているのだが、実際のところどれだけ真実なのか分からない。これを言うのにももっと簡単に言えるはずなのだが、回りくどくて硬い言い回しになってしまう。これは私の抱える病なのだろう。病かどうか断じるのは早計だが、まあでもそうだろう。今、直近で絶対やった方がいいことがふたつあって、ひとつは今すぐにでも取り組めて、それほど時間がかからず、得られるリターンがどう考えても莫大なのでやった方がいいかめんどくさく、もうひとつは諸々の理由からめんどくさい。一日中内臓に響く振動が断続的に起こり、近くの路地で水道管取り替え工事か、もっと大掛かりな工事をしているのを見かけたが、あれだろうか。水道管を取り替えるだけで、あんなにどかんずしんと来るものだろうか。実際にそのものに当たったことがないので、分からないことが本当に多い。ふりかけはどうやって作っているかとか、小松菜がどうやって生えるかとか。抱き枕の正しい向きが分かってから、すごく当たり前のことだが、正しく寝られるようになった。よく寝られるようになったわけではない。私は元々が大量の睡眠を必要とするくせに寝付きが悪いタチだからである。でも抱き枕というチョイスはよかった。一回通ったことは、血肉になっていようがいなかろうが飽きるという私の致命的な欠点を逆手に取れた数少ない事例である。