せっかく掘り起こしたので、読みたかった短編は読んだ。みえすぎとストーカー入門である。今読むと、ストーカー入門が強烈で激烈でめちゃくちゃに面白くて、大好きである。これは、メロンの皮は日が経つと臭いがやばいということだけ覚えていた短編でもある。中身はなかなかひどいというか、まあ標題通りではある。でも私はこういうのが好きだ。エロ事師たちのあっけらかんとした猥雑さに通ずるものがある。他に何が眠っているのかあんまり覚えてないが、９割小説だったはずだ。また移動が立て込んでいるので憂鬱だ。腰に根が生えた状態が一番好きだ。
