他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

生活の角質層

歯ブラシが不均等な擦り減り方をしていた。横から見ると、カーブがひらがなの「し」みたいになっている。利き手、力加減、腕の傾き、要因は数知れずあるはずだが、化学物質も当たり前だが擦り減る。歯の定期検診に行かないといけないと思って半年経ったが、自分とは異なる軸で動いている時間に自分の都合で割り込むというのがどうも無理なため、なかなか予約できないでいる。おおよそ同じ理由で、そろそろガラケーの契約をどうするか契約会社のショップへ行ってどうにかしなければいけないはずだが、恐ろしく先延ばしになっている。気圧が低い日だったらしい。頭の奥に、ぶりぶりと手応えのある、ぼんやりした眠気が一日中居座っていて、今もそうで、布団に倒れたらそのまま意識を手放せそうである。スペアリブの骨を口に咥え、生ゴミのところへポイしに行く途中、落ちたら嫌だなと思って強く吸ってみたところ、骨の細かい構造部分から髄の旨味あるいはスープの旨味が突然現れてきて、そして消えた。まだ旨いところが残っているのなら、そう言ってほしい。