他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

bladed

嫌いではないことというのがたくさんある。好きなことも嫌いなこともあるが、嫌いではないことがおそらく一番多い。食べられる食べ物が一番多いようなものだ。私にとって歩く、というのがこの嫌いではないことで、litotesではなく、本当に嫌いではない、取り立ててどうということはない、エビフライにキャベツがついてるかついてないか、といったところなのだけども、今は歩く行為にちょっとの喜び、あるいは意識の底が抜ける感じを覚えなくて、あんまり歩きたくない。私の停滞嗜癖がずるずると顕在化しているとも見える。とにかく、感覚が結晶化して意識に働きかけてこないというのは私の精神生活においては苦痛で、ぼんやりした矛先の向く先がなさ、これをどうすればいいのか、とっても持て余している。もう中に入ってないケチャップのボトルくらい持て余している。いらないが捨てる場所もない。すごくゆるい便に襲われて、おならをしようとすると先に実が出てしまうので、眠い目を擦りながら夜中にトイレへ立った記憶がある。別にそこまで眠くなかった。眠い目を擦りながら、と言うと、すごく眠そうだが、別にそうでもなかった。眠い目と言っているのだから、この言葉は眠い時しか使えないわけで、だから、眠い目を擦りながらが眠さの表現というよりは、もうそのまんま、写実の言葉なのだ。何を言っているのか分からなくなってきた。