2024-03-30 細切 昨晩に三体を全て読み終わった。とんでもない本である。質・量・スケール、その他諸々どこを取ってもおよそ全てとんでもないものではあるが、これが一人の人間の頭から生み出されたという事実、それがもうとんでもない。ぐわーんと来る。人間味に溢れているのだが、しっかりしたSFでもある。SFという枠を自ら推し広げるような、そんなパワーがあった。なかなか体力を使う旅ではあるけれども、これを読まない選択肢を勧める理由はないくらい、たいへんよい。