他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

腕を広げて

大変よろしく晴れたのでシーツを干した。これで今夜はよう寝れるで、いや、よう寝れんと困るな、最近寝つき悪いし、と思った。家に帰ったら、前の道路脇に掛け布団のシーツが丸まって落ちていた。なぜ。ハンガーとピンチハンガーの二重留めで干していたはずなのだが、なぜ柵を飛び越えて、まだ見ぬ世界へ乗り出そうとしているのだ。他の洗濯物も数点落下し、物干し竿の直下でうずくまっていたため、いい感じに強烈な風が吹き、入り組んだ住宅街、ちょうど建物の裏手となるくぼんだ箇所、いくつかの要因が作用した結果、ぽんと飛んで、公道に吹っ飛んだと推測される。脇に丸まっていたのは、もしかすると、道のど真ん中に広がって吹っ飛んで、やさしい近隣住民がよけておいてくれたのかもしれない。たまたまそうなっただけかもしれない。どちらかを選ぶなら、世界がステキに見える方を選びたいではないか。明日は毛布を洗いたい。