他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

空駆ける

アストログライドというアイテムを知っているだろうか。端的に言えば、ローションである。その用途がスケベであるかスケべでないかは使う者によるとして、ぬるぬるローション相撲やローション滑り台などで用いられる、あのローションだ。しかし、「ははあローションの話ですかなるほどなるほど」などとピンと来たからといって、こいつを侮ってはいけない。アストログライドは半端ないのである。まず、高い。高い。写真を見てもらおう。見てもらおう、とか言っておきながら、おそらく記事の一行目を読み始めた目端にずぅっとちらちらちらちら映り込んでいたはずだから、意識してもらおうの方が適切かもしれないが。

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左が件のアストログライド、右がMacbook Proのりんごマークである。どう考えてももっと適切なスケールが他にあったような気がしてならないが、すでに写真を撮ってしまったので仕方がない、このまま話を続けさせてもらって構わないだろうか。構わない? よろしい。ボトルのサイズ感としては、背が低いタイプの焼肉のタレを想像してもらえればいい。片手ですっぽり持てるくらいだ。それで、それだけで、1800円する。「なんかアストログライド欲しいな!」という思いつきでデパートM'sに行ったら、そんな値段だった。高級ローションだという事は最前より耳にしてはいたが、実際に目の当たりにすると不安になる。もしかして、腹一杯にならないボッタクリおしゃれ小皿コースを注文してしまったのではないかという不安に駆られつつも、過去目にしたベタ褒めレビューを思い出した。結果、Appleとローションが肩を並べてツーショットを撮る事となってしまった。世界中にMacがある中で、ハメ撮り編集に使われている機体も少なくはないだろうから、実はそれほど違和感のある取り合わせではないのだろう。多分。さっき風呂場で使ってきたのだが、感動的なまでに凄まじく高品質なローションだった。涎を「えろー」と出したくらいの分量が、使用している時間中ずっと出した時の状態、さらさらでのびのびでぬるぬるをキープしていた。そのさらさらのびのびぬるぬるも全くストレスがない。スパコンでペイントを動作させているようなものである。伝わるだろうか。すごい。まだ経験はないが、これでマットプレイをしたらさぞかしローションが節約できるだろうとこすい事を考えた。一滴が、一滴でも大変に有能だと言いたい。最後はシャワーでしゃわーとするだけであっという間に落ちた。牛乳石鹸より早かった。あまりに前評判通りのウルトラ高性能だったので、値段にも納得がいった。よいものは高く、高くても買われるからよいものなのだというおおよその真理をまた一つ身体で知った。