他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

薬缶回し蹴り

クソみたいな時間に起きた。理由は不明である。やはり身体がバカになっているものと思われる。スマートな身体とは何か。そもそもバカの反対語は何か。スマートかクレバーか。あるいは。連日鍋を食っている。鍋の偉大なところはその包容力であり、大体何を入れてもそのベースとなる汁に包み込まれておおよその味に収束する。闇鍋をした事はないが、一点特化型の逸脱したやべー食材をぶち込まない限り、そうそう食えないものになるなんて事態は発生しないだろう。鍋に対して頭を使う方が難しい。野菜を切って、肉を入れて、蓋して煮ているだけなのだから。カップ麺の中身をこちらで用意して、セットして湯を沸かすだけだ。難しい工程とは言えまい。米が尽きたので適当にうどんを入れている。肉のハナマサで買ってきた業務用のうどんが切れたので、スーパーで適当なうどんを買ってきたが、さすがは業務用と言ったところで、いくら業務用といえどそこそこの品質を保ってそこそこ食えるものである。業務用スーパーの、実用性と奢侈性の狭間をぷらぷらしているあの不安定な感じ、大変好みだ。よく分からんアイテムを大量に陳列しているし。シマチョウ数キロなんて、年に何袋売れると言うのだろうか。でかい冷凍ケースを見ながら、いつも不思議である。豚やら牛やらを一頭丸まま殺している以上、確かに聞いた事もない部位が端切れてくるのは道理、何かしらのルートでどうにかなってはいるのだろう。適当にいい加減に暮らしていると野菜を摂ろうとの意識が死滅してくるので、そのあたりの不便を適当に解消できるのも鍋の強みか。取り憑かれたように人参・玉ねぎのセットを料理に使ってしまうのだが、玉ねぎは鍋において別になくてもよい食材である。白菜やねぎがあるとよい。今日は小松菜を買ってきた。小松菜に入っているはずの栄養素は、鉄分くらいしか思い浮かばない。葉っぱ系のフードを口にしていない事を思い出したので、慌てて補給する形として。鍋に合うあの辺の緑色類はどれなんだろう。リットルの図太いサラダ油が、半年前に消費期限を過ぎている事を確認してから幾星霜、新しいのを買ってくるのを忘れ、油使いたくねえの念が高まるのもあってか鍋を大量に作り始めた気もするが、手頃ないい感じサイズのサラダ油が軒並み売り切れていて、どうしようもなかったので中くらいのオリーブオイルを買ってきた。オリーブが強烈に主張してくるわけではないだろうから、中性的に油として使ってみようかと思う。パッケージに、かけたらいい感じよ! とばかり書いてあるのが気にくわないが。