他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

身体が冷える

丸亀製麺でちゃんぽんうどんを食べた。私が丸亀製麺に求めているうどんは、醤油とか出汁とか、なんかそういうやつなのだと分かった。ちゃんぽん食うならちゃんぽんの店に行く。ジャンボカニカマを初めて取った。最後になるかもしれない。ジャンボカニカマは、ジャンボなカニカマだった。普通食べる、あのぴょろっとした、細っちょいカニカマがシャーペンの芯だとしたら、ジャンボカニカマはうまい棒みたいなもんだ。それくらいサイズ感の違いがある。これだと胴回りだけのイメージしか伝わらないのか。えーと。長さもすごい。喩えとしてこの上なく不適切であるが、エロ漫画の非実在的ちんぽみたいな感じがする。縦にも横にもジャンボなのだ。看板に嘘偽りがない。嘘をつかない政治を掲げて、ジャンボカニカマ党が結成されたならば、そのネーミングセンスと信念は信頼してよい。味も、でっかいカニカマまさにそのもので、瞬間的に知能指数が減退したかと思った。でかいカニカマをかじれる場所は、地球上に丸亀製麺だけかもしれない。別にしなくてもいい体験だし、それによって何か得るものは満腹感しかないが、よくあれをトッピングに入れようと思ったなと、含み笑いが出る。かしわ天がうまい事など分かりきっているから、反旗を翻すつもりで取ったのだが、おもしろい体験にはなった。食べながら、弟の事を考えていた。誕生日プレゼントは何がいいか、電話で2回くらい聞いたのだが、母によれば物欲がないらしいので、特に思い当たらないという事なのだろう。私はほぼ物欲が本だから、あげるよなんて言われれば腕を引いて本屋に引きずっていくところだが、同じ家で育っても当たり前だが別人は別人なのね。年末帰省できたら、その時に聞くつもりである。たまに来る発作によって、ゴールデンラッキーを読み返し始めた。今の所、もしかしたら人生で読み返した回数ナンバーワンはぷりぷり県なのだが(一回読んだら再び手に取らない癖があるから)、それでも3回か4回くらいであり、ゴールデンラッキーはこれで4回目くらいなので、同率タイか、あるいはトップか。もし「意味」というものに単位があれば、それが1単位しかない濃度の漫画だから、いつでも読めるしいつまでも読めるし、別に読まなくてもいい。しかし、読んでいる間は、頭の中で私には聞き取れない音で暴れ回る象徴界の喧騒が気にならない。これは娯楽なのか現実逃避なのか。えの素も見つけたのだが、あれは読むのに異常なカロリーを要するため、しばらく読まないのではないか。