他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

宇宙干物祭り

明日から再び天気が悪いと聞く。シーツを洗いたくて仕方がないわけではないがあるかないかで言えばあるのでできるだけぺっかぺかに晴れていてほしいところなのだが、言ってものを聞かせられる相手とそうでない相手がいるので、武器を引っ込めるべきところは引っ込めておく。そもこれは武器なのか、とも思う。買いに行った目当ての本がなかったので、近くにあった伝染るんですを買ってきてしまった。多分まだ読んだことはない。何かに一部引かれているのを目にしたことはあっても、総体として読んだことはなかったはずである。昨日書いてないような気がするが、町田康『記憶の盆をどり』に入っている「付喪神」という短編がめちゃくちゃよかった。もう、めちゃくちゃである。調理前のやきそば原料と、できあがったやきそばを並べた時の差異、それくらいめちゃくちゃよかった。何がそんなに響いたのかは、まだ水気が飛ぶのを待っている最中だ。少し暑い日で、汗がほんのり粘っこい。存在感も、ゆっくり蒸発している。水が飛ぶと、白っぽい粉っぽい跡が残る。真水だとあれはないのだろうか。