他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

異名チョコクロ

買い物に行った。右も左も、雪解けの水がぼだぼだ音を立てていて、それは楽しかった。洗濯物を干すことができないという点ではよくなかった。昼前に、玄関の方からどんがらがったんとえらい音がして、一体何事かと思ったが、状況から推測した感じ、屋根の上に固まっていた雪の塊がとろけて転がり落ちてきたものらしい。道路脇の雪は、早いものは昨日から、煤煙か何かで黒くなっていた。激辛鍋の素、というのを買ってみた。激辛ならうまければそれで十分だと思うのだけども、魚粉が入っている。知り合いのラーメン店主曰く、魚粉は安直だから好かんとのことだが、この素についてはたしかに安直だなあ、と思った。食った感じ、魚粉でなんとかなっているだけで、まあ、それ以外はうーんまあおいしいけど独自性はない。ついでにそんなに辛くない。実は昨日唐辛子の各部分をかじる機会があって、感覚に響くものがほとんどなかった。よほど舌がバカで使い物にならなくなっているようだ。この調子で行くと、毒をうっかり舐めても生きているかもしれん。ブラッドベリ火星年代記をちょっと読んでみたが、それほど賞賛されるようなものかいな、という気がする。翻訳も、悪くはないがよくもない。部屋の中が生乾きよりは乾いているがしんなりしている衣類で埋め尽くされていて、明日は諸々吹っ飛ぶくらいの晴れになってくれると嬉しい。