この思考の続かなさは、つなぎが入ってないうどん生地とか、そんなんかもしれない。自分でうどんを打ったことは、記憶の限りではないので、つなぎがなくてもうどん生地はあんな感じでもちもちきじきじしているかもしれないが。そばだ！ と思って三食入りのそばを買ったものの、別に食う理由がないので全然食ってない。そもそもそばはそんなに好きじゃない。そばかうどんかで言えばうどんを食うし、飯を食う時の選択肢として、そばが存在しない。もう生乾きを通り越した洗濯物を部屋の外に出して、一応干したことにした。近づくと生臭かったりするかもしれないけれど、洗い直すのもめんどくさいし。昨晩遅くに、また屋根をどんがら走る雪塊がひとつあった。不審な物事かとかなり身構えてしまう。相変わらず血便が出るので、知らず知らず腸が終わっているのかもしれない。血の色を見ると、ああ、赤いなあ、くらいで止まるので、本来想定されている緊迫感を取り戻したら、もうちょっと元気な人間になれるかもしれない。私が現実に対して直説法を取り戻すのはいつだ。
