他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ポイフルをくれる人

アルフォートを食べたが、年単位の間隔を置いての事だったような気がする。きのこの山たけのこの里も、そしてさっき食べたアルフォートも、よくよく因数分解してみればサクサクの部分とチョコレートの部分でしか構成されていない。さすがにプレーンクッキービスケットのような単一要素で構成される最もシンプルな組成ではないが、2でもってこれほどの大物が生まれた事はびっくりしてもいいような気がする。おまけに、きのこたけのこについては、様々な人間を巻き込んでの戦争さえ引き起こしている。昔の人間は農地を奪い取るために戦争をした。今の人間は嗜好品への志向をきっかけに戦争をしている。さすがにかけうどん、かけそば、白飯、などを巡ってあれほどの争いは生まれまい。きのこ原理主義、たけのこ信奉主義はしばしば(本当に大真面目に思っているのかどうかは分からないが)目にするが、かけうどん原理派、白米原理派には出会わない。もしかしたらどこかで地下活動に励んでいるのかもしれないけれど、ムーブメントを引き起こすまでには至っていない。日本の食生活を見ると常に白米ブームみたいなものだが、かけうどんが原宿でめちゃくちゃに流行ったり、かけそばが渋谷で爆発的にヒットしてムックブックが刊行されるに至ったりはしないだろう。香川県るるぶは半分うどん屋のムックみたいになってはいるが、シラフのかけうどんのみをストイックに取り上げ続けているわけでもない。近場で熱によりぶっ倒れた人が出た。これも流行りに乗っているのかもしれない。私は面会する前だったのでよかったのだが、2月に差し掛かろうというこの時期にインがフルフルするのも季節外れなような気がする。頭の中で、2月という時間に季節を割り当てられていないからかもしれない。冬というにはだいたい終わってしまっているし、しかし春というには早い。寒い事もあるからだ。目玉イベントが節分しかない。恵方巻きをド真面目に食べる家庭は、日本の全所帯のどれくらいなのだろうか。節分しかないは大嘘だった。バレンタインがあった。バレンタインか〜〜〜。バレンタインな〜〜〜。スーパーで板チョコが安くなる、程度の認識しかない。あと、ファストフード店でチョコレート関連企業とのコラボメニューが出てくるのも2月な気がするが、ロッテリアは秋頃にガーナと何かやっていたはずだ。あの時期に、他の業界が頑張って、好きな相手にこんにゃくを渡すとか、そういう脱線をさせてくれないかなあと思うが、チョコレートほどキャッチーな球を見逃すアホなバッターなんかそうそういないか。