他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ラードつかみどり

寝る前に、なんか雨降りそうだけど、洗濯物取り込まなくていっか! と思って寝たら、朝5時くらいに突然目が覚めて、ばっちゃばっちゃ雨が降っていた。目覚めたのは降り始めて間もなくだったらしく、ほぼ全ての洗濯物は救出できたが、物干し竿軒下水滴びちゃびちゃスポットに不幸にも架かっていたやつは、取り込むのも躊躇われるほどずくずくのびっちょんびっちょんになっていたので、止んでから部屋の中に入れる事にして、布団に戻った。布団の中で考えた。目覚ましをかけた1、2時間前に目覚めてしまった場合、予定より早く起き出してしまうのがいいのか、それとも二度寝に沈み、目覚ましのパゥワーを信ずるのがいいのか。結局二度寝し、寝坊したが。5時くらいに雨が降ると、明るいような、暗いような、どっちつかずの部屋になって、いい雰囲気だったような気がする。明け方に考えた事は覚えているが、寝る前に考えた事はだいたい忘れる。図像的に思いついた事は、今から頭を絞ってムムム、とやれば比較的簡単にサルベージできるが、字面で思いついた事は、およそ例外なく思い出せない。目が覚めてから考えれば、そこまで面白くもない事なのだろうが、どっちであれなんであれ、その時頭の中にある事であればここに書いて貝塚に埋めるが如く残しておくので、ないよりはあった方がいいという貧乏性魂の発露として、手放してしまうのは惜しい。今の私にとっては無用であっても、もしかすると、時間が経ったなら、用の一ミリや二ミリでも見いだす事があるかもしれない。エジプトから出土するパピルスのように。基本的に読み返さないので、残しておいたって仕方がないのだが。やる事がないわけでは全くないのだが、やろうという気持ちがすりごまの皮ちょびっと分さえ湧いてこなかったので、虚空を見つめたり虚空をほじくったりして時間を溶かしてしまったが、図像的に思いつく必要がある事がひとつ目の前に控えているため、どうにかしなくてはならないのだが、肥沃とは真反対にある時間の波に流されて、はるか下方の方へ行ってしまい、あーあ、と言って、結局変わらない時間の使い方をしている。何の役にも立たないカスみたいな事はぽつぽつ思いつくのだが、全てが出オチなので仕方がない。私としては、das lebenの条件を満たすだけでもういいや、と思ってしまうのだが、さらにwie lebenを目指す人は、何と言うかもう、全然違う人なのだなと思う。