他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

体温そこまででもなさそう

居場所が移った。私は、PCが広げられる場所があればいいから、動的可処分スペースが2、3畳くらいあれば十分なのだが、それを補って余るので両隣の家にお裾分けできそうなくらい広い。居心地が悪いくらいに。現在、部屋の壁に向かい合うように、隅っこの位置の机に座っているけれど、これは空間に対する気まずさから来る行動なのかもしれない。手にも身にも余る。目には余らない。同時に7人くらい、この部屋に共存できそうである。広いし、立派気なソファもあるので、あとで座ってみようかな。経験に対するreluctancyみたいなものは、何に起因するのだろう。分からん。通りに面しているので、地階ではないとはいえ、恥ずかしい姿を公開しようと思えば簡単な位置である。窓がでかいし。夕方頃の採光は理想的だった。前の場所がちょっと暗かったので、慣れている明るさはこれくらいなのだと、たった今思い出した。一人で部屋の隅と見つめ合っているのも芸がないけれど……。ベッドがでかい。ダブルだ。ダブルというと、ギリシア文字のニューがふたつあるのでダブルというWである。ツインとダブルは厳密には違うのかもしれない。同じだとは聞いた事がなく、違うとも聞いた事がないので、名称が違うからには弁別すべきものかもしれない。でかい。私の身幅だと、3回寝返りがうてる。「寝返りをうつ」の漢字が分からなかったのでひらがなにした。ベッドのサイズに平面が切り抜いてあるのを見て、初めて、あぁ、人間がふたりでセックスするには、これくらいの面積は必要なんだなと思った。開脚したら、ちょうど本人ふたり分くらいの横幅にはなるんじゃないか。私に欠けている、身体感覚としてのサイズに対する実感が、重みを持った。セックスをするには、これくらいの四方で。枕の方に足を向けて平気な人がいるが、私はめちゃくちゃ嫌なので、体位を変える時にそうなると、ちょっと怒る。ダブルなので枕が2セットあって、一人当たりの枕消費量は2だと思っていたら、仮眠を取っている時に気付いたのだが、3ある。その上に、何のためだか分からない、枕の小存在みたいなものがあって、都合枕が8つ与えられた事になる。8つである。一人で枕投げ大会ができてしまう。やらないけれど。枕を敷き詰めて、枕の上で寝るという事ができてしまうわけだ。そんなに枕をもらってもな。そして、人生初の、足の膝あたりの位置に帯? みたいなのがかけてあって、これはひっぺがしていいのか、何かしらファンクショナルな意味があるのか分からなくて、どうすればいいんだろうな。