モノは単一機能で融通が効かないようなのが好きだが、空間はむぎゅっとしている方が好きである。何かをするために「移動」という行為を挟むのだ、との意識が発生しないくらいの距離に、なんでもかんでも揃っていたらすばらしい。すると、私が持ち家を建てるならば、平家にした方がいいだろう。平家も横に広いと嫌だろうが。夏とは思えない気候で身体も心もびっくりしている。まともな飯をしばらく食えていないからかどうかはまだ不明だけれども、ずっと屁が出る。小さいのがぷりぷり、ぷりぷり、と小出しで様子を伺うように出てくる。それから便もそこそこ、あるいはかなり出る。身体が辻褄合わせに奔走している、のだろうか。あまりそういうことはないのだが、衣装持ちだったらなあ、と思っている。衣装持ちというか、それを有しておける空間的余裕ということになるか。選択肢は多く、幅があり、多少のイレギュラーは踏み潰せるくらいあるのが好きだ。
