他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

self evil evident

なんでそんなもんのそんな箇所で指を切るのか、という場所で指を切った。コピー用紙やじゃがりこみたいなカップ容器の説明書きには、だいたい「紙の端で指を切る事がありますのでご注意ください」と書いてあったりするわけだが、鋭利で薄い、普段はなんでもない物質で指を切る時は、まさかそんなもんで指を切らないだろうと思って、いやそんな事さえ考えず取り扱っているわけだから、書かれていたところで何の意味もないと言ってもいいのである。身の回りのthinなものに対して、私はこれで皮膚を切る可能性があると常に考えて生活している人は、強迫観念症とかだとあれだけども、普通いないので、あれは免責条項みたいなものなのだろう。やたら目が痒いし、微弱な理由で鼻をかむ回数が増えて、一体どうした事かと思っていたら、そういえば花粉が飛ぶ季節になっているのだった。ついに目を開けるに支障が出るほど視力が悪化したのかと思っていたが、単にそれだった。単にと言うにはあまりにも、日常の所作の中にわずかに、しかし気を逸らす程度にぴょいと顔を出してくるため、迷惑な事この上ない。いくら文明の中に暮らしていても、生き物としての反応は残り続けているのですね。そろそろ髪を切った方がいいかもしれない。