これは私の持論であるが、これは私の持論である。読んで意味がありそうな気がするけれどやっぱり何の意味もない事を言おうとしたわけではないのだがなんとなく頭の中に浮かんだので書いた。町田康の文章について、文脈から一歩引いた、ひらがなでつめたいと書くべき感覚があるのかしら。ルンバを飲み込んだような顔をして、という表現があって、これはびっくりした様を表すのにぴったりなようなそれだ。理解はできないが、理で解す事はできないが、感覚に訴えかけてくるというか。ジュースを奢ってもらったので、私は「いいっすよ」と言われたらそうする人間なのでいいっすよと言われたらそうするつもりなんだけどどうだろうかと聞こうと思ったらそれについて話を振ってすぐにいいっすよと言われてしまったので、私は「いいっすよ」と言われたらそうする人間なのでいいっすよと言われたらそうするつもりなんだけどどうだろうかと聞こうと思ったんだけどいいっすよと先に言われてしまったからそういう事にしますと言う事になってしまった。ほぼこの文字のままをしゃべった。これについての教訓は、Qooはオレンジ味よりもりんご味の方がおいしいという事である。帰りにマックシェイクのカルピス味を飲んだが、何か非加熱の食品、記憶にちらちらと感触だけが出てきて名前は思い出せなかった、か、あるいは安い杏仁豆腐みたいな味がして、カルピス味ではなかった。プリンやミルキー味の時はプリンやミルキーの味がしたのだけど。カルピスってそんなに丸まま移してくるのが難しい味の構造をしているのだろうか。
