他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

概念としてのトマト

歯医者に行った。自分の永久歯が生え揃っているレントゲンを初めて見た気がするが、ぶっとくて長い根を下ろしていて、丈夫な歯であった。問題の箇所は、炎症を起こしていて、さらには、私の顎の大きさに比して歯の本数が多く、「7人掛けの席に8人座ろうとしている」状態であるとのことで、親知らずを抜かない場合、ブラッシングと投薬、炎症の繰り返しになるであろうことから、全部抜いた方が、いいと思いますよ、と言われた。もうちょっとエラが張っている頭蓋ならもうちょっとマシだったのかもしれないが、そうなった。毛足の長い歯ブラシで、歯茎のポケットになっているところはこんな感じで磨いてください、とやられて、血に混じってずるりと歯クソが掻き出されてきた時は、我が事ながらうえーと思ったし、まあでも屠殺場と同じく、見続けていれば何ともなくなる光景なのかもしれない。多分来年1月くらいまでかかりそうな話になってきたので、良くも悪くも一大イベントが立ち上がってきた。根が長いばかりか、ちょっと折れ曲がっているやつまでいたので、引っこ抜くのは麻酔があるにしても、術後の痛みを想像して今からビビっている。顎が痛くてものが食べられないとなると、私の一日における僅少の楽しみが奪われることになり、とても悲しい。これくらいしか変数がない。帰りに膝掛けを買った。今まで膝掛けにしていた半纏を本来の用途に戻し、できるだけ暖房に頼らない防寒スタイルを模索していきたい。