他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

それぞれ名前の違う高い宝玉

昨日買った中国の小学生用読本を眺めてみた。序文やこの本のねらい、みたいなのをちゃんと読んだ。この手の本でおもしろいのはそこであることが多い。よく考えたら教科書的なものなのでおもしろいわけはあんまりなかったが、中国の子供たちはこういうのを読んで育つんだなあ、とは思った。英国はA level試験の内容を見たことがあるけれども、あの時と同じで、全く違う文化圏、地盤の上にいることが分かる。中国語は、下手に漢字を知っているから読み飛ばせてしまえないこともないのだが、立ち止まって一字一字を注視すると、知識にない、なんでそこにあるのか分からない文字がいっぱいあり、辞書を繰ると「そんなん知らんがな」な用法が目白押しである。こけてできた傷で学んでいく、その工数が非常に多い言語なんではないか、と気付き始めている。今更。